いつもは連続装用のコンタクトをしているのでほとんどメガネをかけることはありません。
しかし、先日のカゼの時、眼が真っ赤になったためメガネをかけていましたが10年以上前に作ったモノなので、レンズの度が合ってません。
さらに、デザインもイケてなくて「メガネを作ったら?」とかなり前から言われています。
そこで、眼の調子が悪くてコンタクトが入らない時があったら困ると思い、メガネ店へ行くことにしました。
10時開店のところ9時55分くらいに店の前へ到着し、時間までクルマのなかで待つことにしました。
それに気づいた店員さんが、ドアを開けてこちらを見るとお辞儀して開店したことをアピールしています。
そして、ちゃんと笑顔で迎えてくれています。
「待っているお客様がいて、それが開店5分前くらいの時間ならお店にお客様を案内すべき」と思っているので、サービス業としては良い行動だと思います。
お店には僕ひとりなのですが、そのまま接客と行くところですが、メガネをかけた自分を見るための鏡をセットして、その場を離れました。
ここも行動としては、良いと思います。
この時に接客をされると、心理的な負担を感じてしまいますので、少々離れるというのは重要です。
僕が2つくらいを交互にかけ始めた(ほぼ購入するモノが決まっている状態)ころに再度現れて、「いかがですか」と話しかけてきてメガネのフレームの強度の違いくらいを説明しました。
僕はどちらでも良かったのですが、「強度が高い」方を選び購入を決断しました。
どちらでも良いと思っているキモチから結論を出すことができました。
意識に強度についての違いを感じていたため、スムーズに選択できたということもあります。
店員さんの適度に丁寧な言葉遣いと振る舞いに好感を持ちました。
チェーン店なのでオーナーではないと思いますのが、もしこれが接客ノウハウとして確立されているのであれば、すごいと思います。
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そういえば、最近読んだコラムで、この手の話があったのを思い出しました。
遙 洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」 どうすれば売り上げが上がるのか
この記事はカンタンに言うと、「客を見て的確に判断し接客をしてほしい」ということなのですが、店員さんは経験がある人もいればない人もいるし、自分に合う人もいれば会わない人もいるのだから、それぞれ上手に客側がコントロールする手法が必要であり、それによって自分の買い物が楽しくなると思っています。
コントロールといえば、電器店で専門知識が必要な製品を買わないということがあります。
僕は電気製品を(人よりたくさん)購入するのですが、電球や蛍光灯などの生活必需品以外の購入で、電器店にはほとんど行きません。それは、店員さんの接客水準が僕が持っている基準値より低いからです。
大手電器量販店の接客態度はどこの店に行っても基準以下であり、きちんと会話できない場合もあります。
さらには製品の機能をしらなかったり、知らないことを自覚せずに製品の機能を話しまくったりします。
僕は電気製品が好きなので情報を集めたり調べたりして、知識を持って購入に望みますので、もしかしたら店員さんよりその商品だけに限れば知識が上ということがあります。
そうなると、相手に求めるレベルが高くなり、上記のように「店員さんの知識が低い」と感じてしまい、店舗での購入を避けるということになります。
付加価値のない店舗で、出かけていくという時間をかける必要がないので、値段が安く保障等のレベルが高い通販を選び購入するのです。
お店側も、このような「ある種マニアレベルにある」お客様にターゲットを絞ると店員さんの教育コストや給与水準を上げてレベルの高い人を雇わなければならないということから、価格競争力が失われてしまうので実施しないと思います。
接客に時間がかかったりすることもあるでしょう。
そういう面から、店側から見ても合致しない客層なのです。
お店側のターゲットを想像すると、販売する方はその時期に報奨金の高い製品を主体として薦めて購入してくれるような商品知識の薄いお客様がベストでしょう。(日本の製品って、どこの製品でもハズレが少ないので、これはこれで良いと思っています)
そのような売り方なので、店員さんの知識レベルが上がらないという悪循環かもしれませんね。
快適なショッピングを楽しむのなら、自分自身を知りその性質に合致した行動をとることによって、不快という事態を避けることができると思っています。
もし、不快という事態を招きそうだったら、その場をコントロールすることによって回避するテクニックを使うということが必要です。
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実は、不快な出来事って、ある程度は自分が招いているって知っていました?
遙 洋子さんのコラムは好き(単純に好き!というのではなく、自分とは違う視点でモノを見ているところです)で見ているのですが、そのケースが「けっこう多いな」と感じます。(「よくもまぁ、こんなに不快に思う出来事に遭遇するものだ」と感心しちゃいます。笑)