いくつかの目標を立てて、それを実行しています。
ある本を読んだところ、「目標は絶対に達成させるものであって、達成しないと負け癖がついて、目的にたどり着かない」と本にはあり、「僕は目標ができないことがあるので、この方のいう負け癖がついちゃいそうだな」と、思いました。
「億万長者との契約書」なんて怪しげな自己啓発本のようですが、これは目標を達成させるための方法が書かれています。
生命保険の優秀な営業の方だったそうで、営業を成功させる秘訣が書いてあります。
「こう話せばいい」とか、「反論への対処方法」というような、小手先っぽいことは書いてありません。
「自分の行動をどうすると良いのか」ということが書かれています。
(ここからは、本には書かかれていない僕が考えた方法です)
とはいえ、目標を高く設定すると、どうしてもできないことが出てきてしまいます。
目標は「がんばらないとできない」ところに置くからです。
もし、いつでもどこでも「がんばらないとできない目標を達成させることができる」ならば、「それはがんばらないとできない目標ではない」と思います。(なんかややこしいですね)
僕は2段階で目標を作ることにしようと思っています。
たとえば、「朝40分走る」という目標をつくるのなら、「朝、走りに行く」と「40分走る」の2段階に分けるのです。
「朝、走りに行く」は絶対に達成させなければならない目標です。
これを破ってはいけません。
もうひとつが「40分走る」です。
これはチャレンジ的な目標としておいておきます。
なぜ、このように考えたかというと、やるとやらないとの差が大きいからです。
「朝、走りに行く」と、「走らない」の差は大きく、大きいというより有るか無いかの違いで、「ぜろ」か「いち」の差です。
「ぜろ」は何も無いのです。(当たり前です)
もし、「40分走る」を数字にすれば、「さん」くらいでしょう。
目標の達成において、「いち」と「さん」の差は「に」ですが、「ぜろ」と「いち」の差は「いち」ではなく、計算不能です。
「ぜろ」は、なにも無い状況なのです。
最低限の目標を達成させ、その上で、がんばる目標をセットするのです。
今回は2段階としましたが、3段階でも4段階でも良いと思います。
来月のフルマラソンに向けて、絶対的な目標は「朝、走る」で、2段階目が「40分走る」で、3段階目が「40分を1キロ平均タイム5分40秒で走る」で、4段階目が「60分を1キロ平均タイム5分40秒で走る」とするのです。
3段階目を達成すれば、フルマラソンの目標に到達するのに近い目標と位置づけて、そこを目指すようにします。
レベルが上がれば、絶対的な目標を上げて行きます。
絶対やらねばならない「絶対的な目標」が本当の目標と一致するのがベストですが、目標事態が高いと、挫折してしまうと思います。
この方法なら、目標を負け癖をつけないで達成する勝ち癖が着くと思います。
これにより、「何もしないのと少しでもやるのではとてつもなく差があり、結果が大きく違ってくる」と思っています。