子供の頃「納豆とき」は、私の重要な役割でした。
夕飯まえ。
二条市場から帰ってきた母の買い物かごから納豆を取り出す。
当時の納豆は薄く白いナイロンで覆われた経木に入っていた。
大椀に2袋あける。
内側のナイロンも納豆につられて出てくるので畳んで捨てる。
生卵、醤油、味の素を加え、よく練る。
醤油を入れすぎるとみんなに怒られるので少しづつ慎重に。
混ぜると、玉子の黄色としょうゆの黒茶色の泡が立ってきて
つまみ食いしたくなる。・・・のを我慢する。
とき終わった納豆に大スプーンを添えて食卓の中央に置く。
おかずも大皿に盛られて、食べたいだけ食べる楽しい食卓。
「おいしい、うれしい、たのしい」曲家の毎日の食卓原風景。
そして、その中央にいつも私が「といた」納豆があったのです。
今朝の会議前、そんな話をしていると事務のS武さんは語った。
うちは納豆に生の玉ねぎを刻んで入れるの。
お父さんが考案したの。お父さんは元々玉ねぎ好きなの。
だから私も玉ねぎ大好き。ホント美味しいから社長も試してみて。
それから一日おいて、次の日の朝に食べるともっと美味しいの。
味が馴染むし甘みも出るし。
すると物流のT本さんが口をはさんだ。
そんなナイロン袋なんか知らないなぁ。うちはワラだ。
実家が豆腐屋で豆があってそれをワラで包んでコタツに入れる。
味付けは醤油と砂糖。玉ねぎは入れたことないな。長ねぎかな。
あー、納豆作ってたんだ。すると横から営業のM村さん。
私は何も入れない。ただ混ぜて毎朝食べる。ご飯にかけない。
でも今の納豆、醤油と洋辛子の小袋はいってるでしょ。使わない。
捨ててます。野菜もたくさん生のまま。納豆、豆腐もそのまま。
すると営業のS田くん。うちも砂糖いれます・・・。話は尽きない。
日本人それぞれが持っている納豆事情。素晴らしい食文化。
守って欲しい。
思いがけない充実の納豆サミットだった。
夕飯まえ。
二条市場から帰ってきた母の買い物かごから納豆を取り出す。
当時の納豆は薄く白いナイロンで覆われた経木に入っていた。
大椀に2袋あける。
内側のナイロンも納豆につられて出てくるので畳んで捨てる。
生卵、醤油、味の素を加え、よく練る。
醤油を入れすぎるとみんなに怒られるので少しづつ慎重に。
混ぜると、玉子の黄色としょうゆの黒茶色の泡が立ってきて
つまみ食いしたくなる。・・・のを我慢する。
とき終わった納豆に大スプーンを添えて食卓の中央に置く。
おかずも大皿に盛られて、食べたいだけ食べる楽しい食卓。
「おいしい、うれしい、たのしい」曲家の毎日の食卓原風景。
そして、その中央にいつも私が「といた」納豆があったのです。
今朝の会議前、そんな話をしていると事務のS武さんは語った。
うちは納豆に生の玉ねぎを刻んで入れるの。
お父さんが考案したの。お父さんは元々玉ねぎ好きなの。
だから私も玉ねぎ大好き。ホント美味しいから社長も試してみて。
それから一日おいて、次の日の朝に食べるともっと美味しいの。
味が馴染むし甘みも出るし。
すると物流のT本さんが口をはさんだ。
そんなナイロン袋なんか知らないなぁ。うちはワラだ。
実家が豆腐屋で豆があってそれをワラで包んでコタツに入れる。
味付けは醤油と砂糖。玉ねぎは入れたことないな。長ねぎかな。
あー、納豆作ってたんだ。すると横から営業のM村さん。
私は何も入れない。ただ混ぜて毎朝食べる。ご飯にかけない。
でも今の納豆、醤油と洋辛子の小袋はいってるでしょ。使わない。
捨ててます。野菜もたくさん生のまま。納豆、豆腐もそのまま。
すると営業のS田くん。うちも砂糖いれます・・・。話は尽きない。
日本人それぞれが持っている納豆事情。素晴らしい食文化。
守って欲しい。
思いがけない充実の納豆サミットだった。