9月も14日を過ぎ、現在放映されている深夜アニメの残りの放映回数が2回くらいになっていると思う。
そんな中で、ある日突然、このサイトにトラックバックが打たれた「ゾンビローン」が早くも終了した。あっけなくワンクールで終わったのは、ある意味、見事ではある。
ずっととりあえず観て来て、作風柄もあるのかもしれないが、「生きろ」と言うのが結構、強調されていた様に思う。ゾンビになってまで、主役のキャラ2人は「生きる」という事に執着していた様に思う。特に、赤月氏はそんな感じがした。
コミカルな面が多いのも『ゾンビローン』特徴だったかな、と思う。勿論、「萌え」の部分も強かったと思う。可愛げな女性も出ていて、それなりだったと思う。どちらかと言うと、「UHF」系でやると、もっと「萌え」が強調されたのかな・・・と思ったりするのは、単なる「偏見」でしかないと思う。それでも、「切ない」シーンもあった。赤月氏の友人が、悪者系のゾンビで、最後はあえなく姿を消してしまう所があった。2人とも良い友達だったのに・・・と思う。
これまで、ゾンビ系の話と言うと、私は『クロノクルセイド』を思い出すけれど、これは以前も話した通り、「悪があるから善が輝く」、「善の裏には、必ず悪がある」という事が「人類の歴史の中に必ずある」という事を強調していた様に思う。
自殺は、現代で時折目立つものではあるけれど、「生きる」という事が「当り前」過ぎてしまい、「その重要性を忘れてしまう」という事が時折あるような感じがするけれど、そんな時に、アニメなりドラマなり映画なりで「生きることの重要性」を訴えかけるものに、それらはなしえるようである。誰かの言葉をそのまま盗んだ様な表現ではあるけれど・・・。
また1つ1つ終わっていく中で、話をしていきたいなと思っているが、今日は、こんな所である。
またなんか暑くなって来ているようである。
先ほどの天気予報では、「太平洋高気圧」氏が西に勢力を拡大し、夏の空気がやってくるという話であった。連休期間も若干(?)ではあるが、予報より天気は回復したまま行く・・・という感じだそうだが、何しろ、自然相手なのでどうなるかは、なってみないと解らない。
連休と言うととても特別な感じで、今年はしっかりと3連休が2回くるので、価値ある瞬間である。私は、あまり、期待もしていないしこれと言って何かをする予定もなく、終わりそうである。
秋の中の夏、というのは、やはり少し変な感じがする。燃えカスが煙を立てる薪みたいなものだろうか?そんな風にしながら、季節は変わっていくものだと思う。「一気にはいかず、段階を経て行く・・・」と言うのは、厳しさを持つ自然の顔にある「優しさ」なんだろうか、とも思う。もっとも、「自然」は我々生物にとって「いつでも味方でなければ、敵でもない、中立な存在」なので、そんな事を思うのは、意味のない事なのかもしれない。
いつかも書いたと思うが、この時期特有の夜虫の声が日増しにつよくなり、セミ達の声が弱まっていくのを見ていると、儚さを覚えてしまう。夕焼けの色も見事な「茜色」で、『赤トンボ』の世界に来たような感じである。