急行特急は行く…

　私が見た夢の話をしてみたいと思う。
　風景は、見知らぬ街で天気は、晴れていた。東京のどこかではなく、関西のどこかの町（大阪だろうか？京都だろうか？神戸だろうか？解らない）という感じだったと思う。そういう「設定」になっていたように思う。夢なんてコントロール出来ないものなのに、「設定」という言い方はおかしな事ではあるけれど、２度、３度、「この先の話の展開、こうなれ！」と望んで、そんな風な夢になった事も実はあるし、「この先の展開は見たくない！」と思って、強制的に「目覚めた」事もあった。　
　さて、私は、その夢の中で、歩道橋の上に居て、携帯で誰かと会う約束をしていて、その相手に連絡を取ろうとしたが、うまく行かなくてうろたえていたようだ。その会う相手の名前を忘れてしまったようにその夢では思う。しかも、遠い街まで来て、目的が達成出来ないのはとてもマズイ、そんな風に思い、動揺していたのだ。
　「どうしよう。どうしたらいいんだろう」
　夢の中で口にこそしなかったが、胸の中でずっと思って居た所で、不意にその話は終わり、目覚めた。その後、先ほど書いた「ひとりカラオケ」に行く事になる・・・。今日のこんな日を、夢は私に教えていたのだろうか？解らないが、久々に記憶に残った夢の１つである。
　手書きのエッセイには２つ、自分が見た夢で記憶がはっきりしているものを書いていたが、その辺りの話はまた、追ってしたいと思う。