長いタイトルだなと想うが、Mind Feeling0502-3 思い出した話で、桑田乃梨子氏の漫画の話をしたついでとして、彼女の作品に『月間1年2組』と言うのがあり、画像はその作品中から引っ張り出したものである。
この物語の中に、日紫喜 燕(ひしき えん)と言う、鳥山石燕(そんな名前だったと思う。妖怪とかそう言う文化に関係ある歴史的な人物だったと思うがあやふや)をほうふつとさせる名前のキャラクターが居る。画像にもある様に、手先器用で機知に富み、人当たりも良いと言う模範的なキャラクターで羨ましいやね、と言う憧れを抱いてしまうが、10数年前の劣等感が強く嫉妬深い私なら確実にこんな奴いたら毛嫌いしていた事間違いなしではある。多少なりとも丸くなった今なら、受け入れられるかなと思う所。
絵に描いた餅の様な人物なんていやしないのだが、だからこそ物語になると言う話は何度もしている。
とは言え、その人柄の良さ故なのか、この日紫喜氏、他人から答えにくい質問を受けると、その質問をしてきた人の事をあれこれ考え最良な答えを出そうとするものの考えがすぐにまとまらず、早く答えろ、と言う重圧を感じるとパニックになり激しい感情をあらわにし大激怒・爆走状態になる側面があり、人間らしさを持ち合わせるキャラクターだったりする所が単なる模範人物で終わらない面白さがある。完全無欠でないところも憧れの1つと言えよう。
画像は桑田乃梨子著『俎上の恋』と言う漫画物語。『真夜中猫王子-第1巻-』(白泉社 2000年)の中に収録されたものから画像を引っ張り出したので、何だよこれ、的な所がある。
昨日この話の中で、鯉の遡上の話をちらりとしたが、その話のヒントになったのが、画像にある漫画物語。
その話には、鯉から人間に化けた人物がでて来るのだが、「竜門峡」と言う滝の話がでて来る。
「あー、竜門峡はな、中国のー黄河のまん中へんにあるって滝でな、ほらおれたち滝登るじゃん?すげー急流だからめったに登れないんだけど登りきった鯉は竜になれるって伝説さ」
〔『真夜中猫王子-第1巻』(白泉社 2000年)収録『俎上の恋』140ページより原文そのまま引用〕
鯉が竜になったら凄いが、滝に登れる位の力がつくのも今くらいなのか?と妄想するが、そんな生命のダイナミックさを感じてみたい所である。
NagawaR112様Mind Feeling0501-3 トンネル延長777mにコメント有り難うございます。
由良、見かけた知名です。カーブも多い路線だったと思いますので、事故を起こしやすくはありそうですが、起こしたくも逢いたくもなくても潜のが事故ですね。
皐月であり躑躅であるらしい花が見事に咲く時分になった。この花を見て『つつじヶ丘3丁目物語』を書いたなと思い出してみたりする。
桜がすっかり散った今、街はこの花の天下となろうか?