画像は、小田急線・長後駅探索の中で見つけた、タンポポ1輪。実は先月頃、ここでない別の場所で1輪だけ雑草に覆われた中で咲き誇る1輪のタンポポを見つけていて、いつかそれをネタに話を書こう、書こうと思っているままに時間が過ぎていた中で、出会う事が出来たので、書こうとしていた話を書いてみたい。
これまで、と言って良いか自信がないのだが、花の話は幾つか書いてきた。そんな中で何気ない花1輪に心惹かれる事って多いかもな、と思い付く。
以前、桜の花は咲いてそれを慶ばれて価値が出てくる、と言う話をしたが、桜でなくとも小さくても1輪だけでもこうして何気なく声も立てず、ただ観てほしいと願う様に咲くその姿をとらえる事は悪い話ではない。そしてそこに、「私を観て。どう綺麗でしょ?立派でしょ」と地味に語りかけ、多くの誰かの目に止まらずただ私だけがこうしてその想いに応えられたら良いな、と願う欲張りで醜くくあるエゴが込められた話になってしまったが、そんな「私だけが見つけたたった1つは宝石が如し」を言葉とし、話を閉じたい。