以前に紹介したような話かも知れないが、マンガ化された『ピーターパン』。5月5日こどもの日なので引っ張り出した本だったりするが、世の中便利になったもので、活字ばかりでは読破しにくいストーリーがシンプルにマンガ化され、親しみ易くなっている事は慶びなり、である。
無い島、ネヴァーランドでの生活は活力に満ちた物だったのだろうか?と考えてしまうが、きっとそうであったりそうでなかったりしたのかもは知れないが、ウェンディーにジョンにマイケルの3兄弟達が加わった事でより無い島での生活は刺激的な物になったのかもしれない。
『ピーターパン』と言えば、私は『世界名作劇場シリーズ版』が1番に印象に残り好きな作品であるが、思い出して見る限りでは『ピーターパンの冒険』と名を変えた作品中でも、やはり3姉弟が加わった事によりピーターパンの生活はより楽しい物になった。また人間的な特性として時に「衝突」もあり、有りがちであっても、うそ偽り無い姿があったことは違い無い。
子供のまま、純真無垢なままに、まっさらな心色のままに人は居られしない。けれどそうあれたらいい、そんな想いの集まりが『ピーターパン』なのかも知れない。悪い意味ばかりが強調されたとしても。