今更?と言う感じであり、何だよコミックスかよ、と言う声が聞こえ来そうだが、時間が沢山出来ているので、読んでみた。
何故に狼?と言う感じが読み終わっての感想だった。
ニホンオオカミの末裔と普通の人間の間に生まれた子供の長女のナレートで物語は進行していくのもので、その長女と弟が人間と狼のハーフと言う事になっている。我々は知らず知らずのうちに、ニホンオオカミを始めとする狼に、何か特別な感情を抱いているのだろうか?何か不思議な感じがした。絶滅が心配されているからだろうか?
最初は長女のが野性味を帯びていて、弟はそうでもないと言う設定で始まる物語。
父親なく母親のひとり手でよくも子供二人も育てるなと思えた。人間であって狼と言うステイタスで、最終的に弟は野生化して行くあたりが生物学的になんかしっくりくるなと思う。そして、ある意味御約束なのかも知れないが「そこにはいつも恋がある」で、長女には彼氏らしきキャラクターが出てくるのが微笑ましい。
狼に関する話と言うと、私はアニメでは“Wolf's Rain”。人を惑わす狼としてキャラクター数名が楽園を求めて旅する話だが、人の姿をしていても狼になれる――そんな感じは今回読んだ漫画にスポット的な意味で似ている。
また、以前紹介した漫画家の桑田乃梨子作品のデビュー作『ひみつの犬神くん』↓
↑があり、こちらは、主人公が狼男の血筋が隔世遺伝により出てしまい、主人公はある条件下で人間から狼になれる。ただし、1度狼に変身すると人の姿に自分の意志では戻れない欠点があった微笑ましい話であった。
他方で、
↑こちらも、以前紹介した吉田秋生の漫画『十三夜荘奇談』の中に、タイトルと中身は忘れてしまったが、やはりニホンオオカミが主人公の作品があった。キツネが住む世界に主人公はいるのだがどこか容姿がキツネっぽくないと言う設定話になっていた。
こんな風にな何故か狼に関する話は多く、何故に?と思う。
2011年の自然災害時期の作品なのが『おおかみこどもの雨と雪』。確かに親子の絆的なものは掴めたようには思う。とは言え、恋愛は伴わない意味での「きょうだい愛」みたいなのコミックにおいてはなかったように思う。一体、雪はやがて成人を迎えたその先どうなるんだろうと思ったりする。彼氏役のキャラクターは雪の事情は知っているが。
雨は野生に帰って一体どうなるのだろう。野生の中で、最後のニホンオオカミとして生きていくことは出来るのだろうか?
何故に狼?と言う感じが読み終わっての感想だった。
ニホンオオカミの末裔と普通の人間の間に生まれた子供の長女のナレートで物語は進行していくのもので、その長女と弟が人間と狼のハーフと言う事になっている。我々は知らず知らずのうちに、ニホンオオカミを始めとする狼に、何か特別な感情を抱いているのだろうか?何か不思議な感じがした。絶滅が心配されているからだろうか?
最初は長女のが野性味を帯びていて、弟はそうでもないと言う設定で始まる物語。
父親なく母親のひとり手でよくも子供二人も育てるなと思えた。人間であって狼と言うステイタスで、最終的に弟は野生化して行くあたりが生物学的になんかしっくりくるなと思う。そして、ある意味御約束なのかも知れないが「そこにはいつも恋がある」で、長女には彼氏らしきキャラクターが出てくるのが微笑ましい。
狼に関する話と言うと、私はアニメでは“Wolf's Rain”。人を惑わす狼としてキャラクター数名が楽園を求めて旅する話だが、人の姿をしていても狼になれる――そんな感じは今回読んだ漫画にスポット的な意味で似ている。
また、以前紹介した漫画家の桑田乃梨子作品のデビュー作『ひみつの犬神くん』↓
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他方で、
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こんな風にな何故か狼に関する話は多く、何故に?と思う。
2011年の自然災害時期の作品なのが『おおかみこどもの雨と雪』。確かに親子の絆的なものは掴めたようには思う。とは言え、恋愛は伴わない意味での「きょうだい愛」みたいなのコミックにおいてはなかったように思う。一体、雪はやがて成人を迎えたその先どうなるんだろうと思ったりする。彼氏役のキャラクターは雪の事情は知っているが。
雨は野生に帰って一体どうなるのだろう。野生の中で、最後のニホンオオカミとして生きていくことは出来るのだろうか?