ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 暖冬を実感、うきうきして良いのか?落ち込むべきか?・・・

2009年02月05日 | トリプルスターの日常


今年に限ってい言えば、
暖冬と言わざろうえない気がするのは、私だけでしょうか。
お隣の群馬県では、冬の風物詩「榛名湖氷上釣り」が中止
になったとか、、、。
釣りファンならずとも残念なことですが、地球全体がおかしな事にならなければいいのですが。



RestaurantNear Birmingham


◇曇ってはいても風も無い日は、Wan達を管理するのにはとても楽です。
外気温が安定していれば、犬舎の温度や湿度の管理も実に楽ですし、細かく気を使うこともありません。
寒さに強いラブラドールと言われていますが、休む時や寝るときには温かく安定した温度を好みます。
遊ぶ時は被毛が凍っても気にしない犬種ですが、休む時や寝るときに一定の暖かな温度を保ってあげる事が健康維持には不可欠ですね。
妊娠犬やリハビリに励む犬達には特に注意し、暖かめの環境を保ってあげる事が優しい心遣いとなります。
     
◇一週間後に出産を控えたひまわり。だいぶお腹も膨らんできました。今朝病院に電話し、胎児確認の為のレントゲン撮影を依頼しまし
た。これから出産まで、あらゆる面で細心の注意を要する時期となります。世話する側の人間は、当然風邪をひいたり体調を崩す事は出
来ません。規則正しく生活し、体調を万全に整えます。ポンコツはアルコールを控え、いつになく真面目人間に変身ですが、何か可笑しい
です、、、、。
     
ひまわりは初めての妊娠ですが食欲も旺盛で快眠快便、精神的にも安定しています。ここ数日は、毎朝一時間ほどの自由行動が日課
となりますが、風が吹いたり雨が降らないだけで管理するには助かります。

     
ひまわりのお腹はここ数日目立って膨らんで来たようです。お腹が大きくなって余裕が無くなると、食事も食べられなくなります。
胎児に内臓(胃も)が圧迫されて、食物が入って行く場所が無くなるからなのです。
妊娠後期の犬の給餌管理も大切です。出産まえ一週間の給餌量を減らします。胎児は既に十分な大きさに育っています。無駄に食べさ
せて、胎児を必要以上に大きくすることは難産を招きやすく、害になっても一理もない事だからです。
人間同様、「小さく産んで大きく育てる」と言う言い伝えが考慮されることは、犬にとっても安産の為だけではなく良い事です。 
元気者アロハ行動範囲が広がって来ました。
何でも見て、何でも触って(嗅いで)。
バロンも元気、食べ盛りです。
     
◇育ち盛り、一定の量を越える給餌の調節には「副食物」(ドライフード以外の全ての食べ物)を増やす方法もありますが、栄養のバランス
をとる事が難しく、時には逆効果を招いて骨格や臓器に悪影響を与えてしまうこともあります。宜しくない体質遺伝をあえて露わにしてしまう
結果を招く事もありますから、「トッピング」などと言って安易な考えで副食物を追加して与える事は、結果を判断できる自信の無い限り止め
ておく方が無難です。
こんな子犬でも、僅か10年余りで年をとって、、。
飼い方次第では、介護を必要とする気の毒な老Wanになってしまうこともあります。要注意!
◇老犬の域に達したWanが抱える幾つかの問題点は、それまでの「飼育環境」や「飼育方法」によってもたらされている事が非常に多い
と言って過言ではないようです。
ある時それまで元気だった愛犬が、突然腰砕けになってうろたえる老犬とその飼い主⇔(
馬尾症候群頚椎すべり症候群など)。
過去に相談を受けた事例の中で目立ったのは、「幼児が、馬に乗る様に犬に跨って遊ぶ事を頻繁に行っていた。」「活動的な犬であった
が、今は殆ど命令をされたり激しく運動する事を制限されていた。」「トレーニングされたり、筋肉を使う様な
遊びから遠ざけられていた
。」「お爺ちゃん(お婆ちゃん)がいるので、兎に角静かにしていなさい。」等など、飼い主が知らず知らずに行っていた「悪意無き飼い方」
が思わず影響していた事が有りました。なかなか獣医さんには判断つきかねる一面でもあります。
犬の首や背骨は、大きな頭やお腹を支えるのに精一杯で余分な荷重をかけられると必ず変形してしまいます。すぐに変形が起きる場合
と、長年かかって起きる場合とが有りますが、変形は一般の飼い主や犬種に明るくない人にはわかりづらく、我々(ブリーダーなど犬の飼
育に係る者)の目からはすぐに判断が可能です。
一番上の写真・妊娠犬(ひまわり)の背中が、キコウの後ろで僅かに下がって(弛んで)いるのが判りますか。大きく育った沢山の胎児の重
さに、背骨も悲鳴を上げて(たわんで)いるのです。
そもそも(先天的に)背骨に弱さを持つ犬は、こんな事(妊娠)にも耐えられませんし、耐えられたとしても出産後の体形は大きく変わってし
まいます。
ご家庭に小さなお子さん(またはお孫さん)がいらっしゃる場合は、特に注意が必要です。ヤンチャで有る無しに限らず、犬の大好きな子供
は、犬に乗ったり跨ったりする事を好んで行います。優しい犬は、子供の穢れ(けがれ)無き悪戯を我慢して受け入れてしまい、しだいには、
深刻な事態を招く事になってしまいます。周りにいる大人以外に、それを注意する者は居ない事をよく考えておいて下さい。
人の為に、役に立つように正しく(人間の考えで)改良され続けて来た犬達(特にラブラドール)は、人に関わることで生き生きと生きています。
置物やアクセサリーのように飼われている犬は生気を失い、犬本来の姿からは大きく逸脱してしまいます。
活発に明るく生きたいと思っていても、只々「静にして大人しい素振りで生きなさい」と言われ続けている犬は、死んだも同然の犬です。
そんな犬達に、上記の様な症候群が多く見られる事は否めない事実であることを考えてみても良いかと思いますが、、、、如何でしょうか。


≪業務連絡≫
「ひまわり」の出産に対応する為、暫くの間、新たな「ご見学」や「ご相談」には対応が出来ません。
トリプルスターのカレンダーを参考に、ご相談等は電話かメールにてお願い致します。


皆さまも、今日も遊びに来てくれてありがとうございました。

 これからも、細く長くご愛読いただければ幸いと存じます~。




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そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います。    

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