ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 危機イッパツ~・・・

2009年02月21日 | トリプルスターの日常


気温がぐんぐんと上昇し、温かくなるとの予報でしたが
実感はそれ程でもなく、過ごし易い一日でした。


      
◇今日の予定は朝から夜までビッシリと詰まっていました。
いつでもそんな時に限って、急を要する事態は発生するものなんですね~
9時頃になって黄色ちゃん(黄色のリボンをつけた♀)の様子がおかしいのに気付きました。
お腹がパンパンに膨って、苦しそうな泣き声を上げ始めたのです。
抱き上げて触ると、パンパンに膨らんだお腹は固くて柔らかさは感じられず、異常な事態です。
        
◇すぐに子犬の肛門を刺激する為に母犬ひまわりに舐めさせましたが、便の出てくる様子も感じられません。
ベビーオイルを付けた指で刺激を与えても同じです。子犬は苦しそうにイキンデいるのですが、、、、、、、、
肛門に体温計を差し込んで体温を測りながら内の部分に刺激を与えましたが、依然便の出てくる様子は有りません。
体温は38度と平熱の範囲をを示しています、、、、、、。困りました!
こんな時の手段である浣腸を用意し、試してみましたが、、、、、便は出ません。
更にもう一度前より多めに浣腸してみました。出ません!普通ならすぐに反応があって、少なくとも浣腸液と共に便が出る筈な
のですが、、、、、子犬のお腹に異常な事態が起こっている事は明白です。
慌ただしく病院へ行く準備を整え、K子さんは出掛けました。
        
◇異常が感じられる一時間前までは普通に母乳を飲んでいたそうですが、、、、。多分飲み過ぎと、何らかの要因が子犬の消化
器官に制限を与えていると思われます。早目に処置をしないと、、、場合によっては、そのまま仔犬が死んでしまう場合もあります。
一時間後、K子さんの出掛けたあと犬舎でWan達の世話をしていると、病院から電話がかかって来ました。
思っていた通りの状況で、病院での適切な処置により苦しんでいた子犬の状態は無事改善されたそうです。ヨカッタ!!
◇黄色ちゃんは昨夜の計測で、昨日に比べ100g近くも体重が増えていました。明らかに飲み過ぎだったようです。
腹部のレントゲンを撮ってみたところ、胃は隙間なくパンパンに膨らみ、ゲップも出ない状態にあったそうです。更に腸にも僅かな
ガスの部分のみで、便が詰まっているのが写されたそうです、、、、。
母乳の出が良くなる頃と仔犬達が乳を飲む力が付いた頃とが一致すると、ごく稀にこんな事が起きます。子犬の数が少ない場合
は、別のケースも含めて要注意なのです。今回の様に病院へ駆け込む事は稀なことですが、早い判断と迅速な行動が要求されま
る難しい時期です。子犬からは(母犬も含め)ひと時も目が離せませんね~。
病院から帰って、便も出るようになりました。
◇やれやれでした~。昼食をかき込んで一休みする間もなく、明日ショーに出るジャックとタイガーの二頭をシャンプーしました。
二頭とも泥まみれのひどい汚れ様でした。
二頭をドライアップしたのち、明日新しい家庭へと旅たつアロハ達の検査を兼ねたグルーミング(爪切り等)を行いました。
中腰姿勢を長く行ったため、ポンコツの身体は背中から腰にかけてカチンカチンに凝ってしまいました!
出番待ちです~。
僕、終わりました、、結果ァ~?
        
◇こんな感じで終わった土曜日、幾つかの予定していたスケジュールは実行する事が出来ませんでした。
ま、ブリーダーの一日にはよくこんな緊急の事態が起こるんですね~。
その度に、対処する知恵も力も付いて、、、、勉強になります。
かるび~くっぱ。まい~~。
◆やっとこさ一日を終え、個室に入れた黄色ちゃんを眺めながら、温かな夕食を戴きました。
疲れた日には疲れを吹き飛ばす、刺激的な食べ物が一番。K子さんが特製カルビクッパを作ってくれました。



 


皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。


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