良いお天気の朝を迎える事ができました。
いつもより時間を繰り上げて朝の作業を始めました。
暑くもなく寒くもなく、何をやるにも良い天気です。
ほのかに梅の香も漂ってきて、何となく、いい日になりそうな予感が、、、。
ブリーダーの執務室
重くて長い歴史と、思い入れが。
◇犬舎の作業を終える頃（６時過ぎ）に、ヒマワリが破水。
余りにも多量の破水の量に、ちょっとタマゲタひまわりでした。体温が下がり始めて２４時間後の「分娩の兆候」です。
まもなくイキミが始まる事でしょう、Ｋ子さんは万端の準備を整えて待機の態勢に入りました。
検温～２７．９度、少し（0.5度）体温が高くなっています？
◇その後暫くしてもヒマワリにはイキミが感じられません。どうしたんでしょう、「何の兆候」なのか？経験に基づいてあらゆる事を想定して
みます。（この時点で、「難産への兆候」である事に間違いの無い気がしていました、、、、、、。）
ダイジョブデスカ～、
心配のあまり、、、。
◇Ｋ子さんはＤｒに電話して、今の状態を相談したり、、、次第に緊張状態に入りつつありました。
ポンコツも出番を感じて、水道の温水の出方を確かめたり、アストップを用いた消毒液を作ったり、タオルを更に沢山用意したり、、と万全
の準備を整えました。（運動場の作業を行いながらも、逐次携帯を使って様子を確認し、判断を狂わせない様に気をつけていました。）
◇その後暫くして、生まれて初めての大変な仕事（出産）を成し遂げたひまわりの胸の中には、６頭の大きなベビーが動いていました。
一番のおチビちゃんでも480グラムを超えて、他５頭は全て５００グラムを大きく上回るビッグベビーの誕生でした。
（四日前のエックス線写真では５頭の胎児が確認されていましたが、やはりカクレンボしていた一頭がいたのです、、、。写真で見る限り、
胎児の育ち方が大きかった事は判っていました。予定日より三日早く生まれた原因は、其のあたりにありそうです。難産に至った原因は、
隠れていた胎児の影響が十分に考えられます。落ち着き次第専門家の意見も伺って、レポートを纏める事にしましょう。何はともあれ、ホ
ッとしました。）
◇出産を心待ちにしていた方々の気になる処、牡と牝の比率（数）は？？
牡が二頭と牝が四頭の結果でした。安心しましたか？それとも、、、、、、？？
◇とりあえず大きな産声を上げて、グビグビとオッパイを飲む赤ちゃん達。数日間は一時も目が離せませんが、携わる者にしか味わえない
感激的な出来事が、その都度沢山あって苦労が報われます。
良かったでしゅね～
姫子ちゃんにも喜んで貰いました。
◇母親になったひまわりの健康状態は至って良好です。産後の食事は、少し大目の量をペロッと平らげ、便の状態も理想的でした。
これから約一か月間は、子育てに頑張る母となったひまわりです。そして、完璧なサポートでひまチャンを助けるべく
、力の入る爺婆
なのでした、、、。
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テムズ河畔に、
もの想う人とその愛犬、、、。
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◆何はともあれ、「今月の山場」と思われていた日は無事越えることができました。沢山の方に心からの助けを戴き、感謝に堪えません。
誰からも
愛されてきた「ひまわり」ならではの一日の出来ごとに、感謝感謝の爺婆です、、、。
皆さまも、今日も遊びに来てくれてありがとうございました。
これからも、細く長くご愛読いただければ幸いと存じます～。
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そしてトリプルスターのカレンダーは此方です
ご見学希望の方は、ご参考に願います。
