さぶ~~。
なんとしたことであろうか、
今日は水曜日、もうそろそろ晴れてくれなくては週末から日曜日にかけての「ペンキ塗り」が出来なくなってしまいます。
しかし、一日中どんよりと曇って湿度の高い一日でした。これでは湿っぽくて、ペンキを塗るのは無理かもしれません。
朝の排泄時、ジョリーとほかに二頭の牡が下痢になっていました。
昨日までに随分と水溜りの水を飲んだ報いでしょうか、、、。
しかし、健康的な下痢便と言うのもおかしな話ですが、三頭とも出すだけ出すとスッキリしたらしく、明るい顔で(そう見えた)
馬鹿なはしゃぎ方をしていました。こんな時の給餌に変化はなく、給餌後の水をいつもに比べ少なく飲ませた位でした。
現在使っているフードは、滅多にお腹を悪くするようなことがありませんから、野外行動の多いラブラドールには最適です。
◇来客(犬関係)多数あり。
全員(自称も含め)アンダー50、ならば景気良く肉だ!と言う事で、余りにも安直な判断でしたが、近所の「ハンバーグ屋」に
なだれこみました。
ポンコツ以外は、皆うんまいうんまいと食べてくれましたので(余程歯が丈夫に出来ている)、暇そうな店の従業員は喜んでい
ました。
ハンバーグ屋の建物はとても目立つ建物で、住居を兼ねた犬舎にしたら便利で楽しそうな建物でした。(ハンバーグ屋に使っ
ているのはもったいない位の建物でした。)
◇ケントの「調教」?
しかし、「調教」とはよく云った言葉ですね~。
特別に(可愛い)扱っている若いケントを、「モンティー・ロバーツ」の言っているように扱ってみました。
◇※Breaking ブレイキングという言葉があります。馬(野生)の「初期調教」と解せば良いのでしょうか?
人にまったく慣れていない馬を人に慣らし、鞍をのせられることに慣らし、人が乗ることに慣らす、ということだそうです。
訳語は、『動物を慣らす』という意味がありますが、『・・・をこわす、(堅いものを)砕く、破る』という意味もあります。
文字通り『砕く⇒精神を』というような意味で、馬を力ずくで抑え込むというやり方を云うのでしょう。
犬にながいことかかわって来た人なら、なんとなく解るような気がしませんか?
◇日本における野生馬の「初期調教」の方法はどうだったのでしょうか、日本には鞍付(くらつけ)という言葉がありますが、や
はり同じような方法(強制的な)で行ってきたのでしょうか?
「ブレイキング」という考え方に基づく物理的・精神的に馬を屈服させるという調教方法を野蛮なものとし(否定し)、馬の本能・
群の中での行動を観察研究し、強制的に屈服させるという概念を根本的からくつがえす調教方法を考え、広めたのが前述の
モンティー・ロバーツなのです。
◇彼の事を書いた(自伝書?)、『The Man Who Listens To Horses』「馬と話す男」(翻訳版)を読むと、ブリーダーとしてどうやって
犬と接したらよいか?など、きわめて明白に理解することが出来ます。
◇ナチュラル・ホースマン・シップ(PNH)という言葉があります。
馬の習性や行動を利用してコミュニケーションを取っていく方法で、昔ながらの基本的な人と馬とのコミュニーションの方法を
具体化しプログラミングしたものです。
そして、ナチュラル・ホースマン・シップによる調教方法を体系化したのは、米国人の「パット・パレリ」だといわれ、そのルーツ
は「馬と話す男」の著者?モンティ・ロバーツだと言われています。
◇彼(パット・パレリ)はホースマンシップと言わず、あえてホース・マンとホースとマンを区切って、ホース・マン・シップと言って
います。
彼は『馬・人・その係わりが発生したとき、人は半ば馬となり馬は半ば人となるのです。』と言っています。
モンティ同様、屈服させるという概念をなくし『ホース(馬)・マン(人)』の関係を深く研究することによって体系化したものです。
参考:パットバレリ著『NaturalHorse Man Ship』
赤字の部分を「犬」と置き換えて考えてみると、、、面白いですね。
◇ケントと兄弟のカールとは、今日、虫の居所が悪くて夕方の給餌を残してしまいました。
明らかに反抗期特有の仕業です。
度々のことなので、いっそBreaking してやろうかと思ったものですが、、、、思ったこと自体を恥ずかしく思いました、、、。
犬の躾って難しいですね。難しいからこそ遣り甲斐があるのですが、、、。
ラブラドールには、小さな頃から「しっかりとした躾」をほどこしてあげたいものですね。
◆≪ナチュラル・ホース・マン・シップ≫
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