朝から晴れてその後雨が降ることは一度もありませんでした。
これが今年の梅雨の「中休み」と言える日だったのでしょうか。
なにはともあれ、青空を拝むことが出来て気分転換になった一日でした。
◇午前中を中心にリハビリに励む犬達のお相手。
その中の一頭、今日のＴ君は全体的にコンディションが上向きです。
幾分痛みからは解放されたのか、徐々にではありますが行動に余裕が出てきて、顔付にも穏やかさが戻ってきました。
◇なにせ「十字靱帯断裂の可能性多いにあり」と診断されているわけで、慎重の上にも慎重を重ねたリハビリの日々が続きます。
幸いにも体重管理が楽な体質であることと、家庭犬として飼われるには強過ぎるエネルギーを持っている事が、皮肉にも回復に向けて
の後押しとなっているようです。
◇午後になって、町道や進入路の除草作業にあたる。
刈るのは機械が楽に行いますが、刈り取った膨大な量の草を廃棄（林の中に）するのに大汗をかきました。
◇草刈りのあいだ中、仲良く遊んでいた母娘。呆れるくらい気の合う母娘、そして姉妹です。
◇作業具の雨よけの為に覆っていた銀色のビニールシートを剥ぐと、ムカデなどに混じって小さな蛇が出てきました。
長さ２０センチ位でしょうか、太いドバミミズ程の蛇でしたが、一目でデンジャラスな雰囲気が伝わってきます。
そう、マムシの子供だったのです。
◇「栴檀は双葉より芳し」と言いますが、マムシの子はマムシ。チビではあっても、紛れもない毒蛇としての怖さを持っていました。
噛まれれば、多分大事になるのでしょう。
◇悪い実験。
夢中になって遊んでいた親子の元に、ゴミばさみでつまんだ蛇を持って行ってみました。
「蛇に睨まれたカエル」ではありませんが、大きな三頭の犬に睨まれた小さな蛇は、鎌首こそ持ち上げたりしませんでしたが、身体を大
きくＳ字状に曲げて臨戦態勢に入っていました。
本能のなせるわざは素晴らしいものがあります。
普通ならば近づいて鼻先で匂いを嗅いだり、前肢でひっかいたりする筈の犬達が目の前の小さな蛇には近づこうともしません。それどこ
ろか危険を回避する様な（無視する態度）姿勢を見せていました。
※この辺の農業従事者は、二年おきくらいにマムシの被害に遭うそうです。
田んぼの除草などの為、うっかり裸足で畦を歩くからでしょうか？
しかし、犬がやられたと言う話は聞きません。
『リスクを受け止め、攻めなければ負ける』・・・・・・・ある獣医師のブログにこんな気になる言葉が載っていました。
どんな相手でも一生懸命走らなければ勝てない。獣医医療も同じ。『立ち止まれば、置いて行かれるだけ。』
どんなに立場は違っても「実感」に変わりはないのだなと、ふと想ったものです。
文中に出てくるフェアプレーとは何か？色々な立場でそれを行うことが常に要求されています。
うちの飼主さんの中には、何人かの獣医師を目指す若い人達がいます。
そんな人達に読むことを勧めたいブログのひとつです。
常々、犬や猫達の為にも、「頼りになる獣医師」になって欲しいと心から願っています。
親を喜ばせても犬や猫を救うことが出来なければ、大人になってきっと後悔する事でしょう。一言「頑張れ」と言いたいです。
注：昨日の記事の中に出てくる「空気乾燥機」とは、そうです「除湿機」のことです。ご指摘に感謝いたします。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
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