お正月が明けて最初の日曜日、今日も良いお天気に恵まれました。
お預かりしていたたまちゃんが帰る日です。
特別な朝ご飯(注1)を食べたたまちゃん、普通とは違う日と言うことが判っているのか普段にも増して聞きわけの良い子になって
いました。
帰る用意が整って、ベスを始め仲良く暮らした他の犬達にクンクンと鼻で挨拶を交わしてから一瞬名残惜しそうに部屋を見回して
から、運動場へ行く車に乗り込みました。
嬉しい!!!
午前九時、お迎えの飼主さん家族がやってきました。
嬉しさを隠せないたまちゃん、車から降りると一直線に飼主さんの元に飛んで行って思わず懐に飛び込んでいました。
お母さん、目が赤くなって、、、、
三週間弱離れていた寂しさは、抱きしめただけでは解消しないかもしれませんね~。
家に帰ってから、積もる話をしてあげて下さいね。たまちゃんからもいろんな話があると思います。
ポンコツ犬舎で過ごした日々のことは、幾日もかけないと話しきれないかもしれませんよね、たまちゃん。
お父さんには、身体を預けて、
定期的にお預かりするWanが何頭か居ますが、躾の良さではたまちゃんがいつもトップでしょうか。
それは我が家で厳しく躾けた?母犬のサリー以上であり、そして父犬のロビン以上のものがあります。
両親に比べて確実に安定した行動ぶりを示す様子から、一度育てられた環境を覗いてみたいと言う心境に駆られる位です。
複雑な顔付きで、、、、
◇今日から離乳食を食べ始めた子犬達。
お昼前に産箱の中をお掃除する間、陽の光の差し込む部屋でしばしの間日光浴を楽しむ子犬達です。
六頭という数字は、子犬を無理なく育てられる理想的な数です。(我が家では)
目が行き届かなくなるということがありませんから、子犬達も全ての面で安定して育って行きます。
離乳食スタートの今日は、午前中と午後とに一回づつ適量が与えられ、給餌後すぐに母乳を飲ませました。
離乳食を食べ始めると、すぐに体型が変わってくるから面白いものです。
生れて初めての呼び戻し。
掃除がすんで新しい敷物が敷かれた産箱に子犬達を呼び入れます。
子犬用の呼び戻しのコマンドは決められたもので、本格的な躾が始まるまで使われますが子犬達は良く聞きわけます。
子犬達の成長は順調です。
温度が高く(26度前後)こもりがちな産箱の中は、意識的に空気の流れを良くしたり湿度を下げる工夫をします。
この時点で温度と湿度のバランスが崩れますと、産箱の環境が悪化し子犬に影響が出ることがあります。
良く現れるのは、特定の菌などの増殖でアイラインの色や鼻の色などが部分的に薄くなったりする現象です。
産箱全体を新しいものに替えることが必要になる場合もありますが、多くの現場で見逃される事が多いものです。
◇生後30日目を迎えて、子犬達は「形」になって来て一番良く見える時期がやってきます。
60日目の頃まではどんな凡庸な個体でもそれなりに良く見えるものです。
組み合わせた雌雄からどんな子を産みだせたか、期待した(意図した)結果が徐々に明らかになってきます。
良くも悪くも、思ってもみなかった結果が一頭も現れない事を望んでいますが、さて今回は如何なものでしょうか?
この頃(生後30日目前後)から子犬の挙動の観察は重要です。
啼くか啼かないかと言うことを含め、犬種独特の動作をしているかどうか等は重要です。
大きく成長してからの「性格や行動」は、この時点から徐々に判るようになってきますから、、、。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
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