Afternoon
春一番吹く
歯医者さんから運動場に戻ってシャーリーと遊んでいると、西の空がにわかに黒い雲で覆われて、強い風が吹き始めました。
昼頃のラジオからは、アナウンサーが盛んに「春一番」が吹いたと言っていました。
此処でも数時間遅れで「春一番」が吹き始めたようです。
やっと根付いた寒椿
ラブラドールは意外にも温度変化（気候の変化）にはとても敏感な犬種です。
人間がいっとき暖かいなと思う気温でも、熟睡型のラブラドールには「騙されないぞ」と言うことが良くあります。
わたし、シャーリーです～
いきなり暑くなっても（今日は最高気温２０度を超えました）困るだろうと、犬舎の窓を細めに開けて外出（歯医者さん）した
ところ、帰ってみると半数のＷａｎたちが、オシッコを我慢できなかったようです。
この頃、お腹をこわしたり咳き込んだりすると言うＷａｎのご相談が日に数軒あります。
人間達が気温の変化に反応して、部屋の暖房を一気に下げたり又は切ったりしたことにＷａｎの反応が敏感に出た結果
なのでしょう。
うたたねした時に「寝冷え」をしたことのある方なら思い当たると思うのですが、ケージで休むＷａｎ達は季節の変わり目に、
「寝冷え」してしまうことがよく有るんですね、、。
Ｗａｎ達に、室温で生温かくなった牛乳水（１０％牛乳水）を飲ませてから、数組に分けて其々のランに開放しました。
今日はソーニャ姉さんと
それから、床の清掃とケージの中のトレーの掃除（オシッコを吸ったペットシーツの交換など）を行いました。
開け放した窓からは、ますます強く吹き始めた春一番の風が吹き込んできます。
我がままいっぱいに
ところで「風が吹くと桶屋が儲かる」とよく言ったものですが、昨今木製の桶がステンレス製のボールやバケツになって言い
回しも（古くなって）いつか忘れ去られています。
此処、ポンコツ犬舎では、風が吹くと全ての犬達をランに開放して、かなりの時間（数時間）を土の上で過ごさせます。
遊んじゃったのだぁ～
ラブラドールを育てる要素として「風」の必要性があげられますが、長年やってきたことを細かに分析してみると、科学的に
解明できる部分がおぼろげにも見えてきます。
ブログにリンクさせて戴いている「北の獣医師」豆作先生の書いた記事、「自由」と「美」の内容がよく判る気が致します。
子犬はスタミナが無いので、もうバテバテですぅ～
◇ヘロヘロになるまで土にまぶされ、風に乾かされて、、、我が家のＷａｎ達は真っ黒けになりますが、一夜明けてケージのトレイに
分厚く砂（土）を落として、活き活きと元気過ぎるお目覚めで現れてくれて、我が意を得ることが有ります。
犬を健康に（犬らしく美しく）保つには、大いに自然の力を借りなくてはならないのですね。
自然の力を只で借りるのも、管理飼育の一手法なのだと思いますが、、、さぁ～て如何なものでしょうか？
Morning
あったか～い！
朝起きて、思わずＷａｎ達の部屋の暖房を切りました。
そもそも、人間は暖房なしで寝ていましたから。それでも温かくて、掛け布団から片脚が出ていました。
頭半分寝ている状態で運動場へ、、、、、問題の梅の木は満開になった花が良く香っています。
緑色のメジロの群れが来ていて、鳴き声も羽音も賑やかでした。
７時からＷａｎ達を遊ばせ、排泄をさせてから給餌しました。
Ｗａｎ達の食欲は旺盛で、とどまるところを知らないようです。
二度目の排泄をさせてから、育成サークルの水洗いをしました。
高圧洗浄機（ケルヒャー）を使うまでもなく、ホースを絞って井戸水だけで洗います。
１０リットルのジョウロに８００倍のアストップ液を目いっぱい作り、コンクリートの床を消毒しました。
春から梅雨明け迄は、この作業の頻度が増えます。
最後にランに出ていたバーバラとタイガー。
バーバラは、面倒見の良いタイガーに遠慮のえの字もなく狼藉ぶりを発揮していました。
人間ならば、はり倒してやりたい位のしつこさです。
牝特有のしつこさ、しかし牡犬って奴は、どいつもこいつも良く我慢しているものです。
ポンコツ爺はほとほと感心してしまいます～。
で、最後にはこんなツーショット。
タイガーって、見かけによらず強かなのかも知れません。
上手いこと
やりおるわい。
こりゃあ、見習わねばならんかなぁ～
。
しかしバーバラの奴、スタミナ切れでへたばっちゃって～
六頭の赤ちゃん育てたんだから、
アアァしっかたなかんべさぁ～
でしょうかね。
さあ今日は、午後から歯医者さんに行ってきます。この処、毎日医者通いしていまするな
行きつけの歯医者さんは東武東上線の「霞が関駅」のまん前にあります。まるでノバみたい、、、、。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者（ブリ
ーダー）の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
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