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零時半、目を覚まして外を覗くと雨がポツポツと降っています。
午前中の予定が立て込んでいましたが、少し心配になりました。
朝食に食べようと、昨日の夕方摘んできていたウルイ(大葉擬宝珠・オオバギボウシ)とコゴミ(草蘇鉄・クサソテツ)を茹であげて、
和辛子を効かせた酢味噌も作りました。
犬達のお世話のあとのささやかなお楽しみです、、。 雨を眺めながら静かに食べる朝食もなかなかいいもんですからね、、、、。
ラブラドールの飼主さんから送られてくる写真。
大体がこんな写し方の写真が多いようですね、、、。↓とりあえずデスヨ!
飼主さんは写真を撮る専門家ではありませんから難しい注文は無しですが、この頃(成長期)の写真は、真横から撮ったもの
(側望)前から撮ったもの(前望)真後ろから撮ったもの(後望)、それから真上から撮ったものと相談したい部分のアップ写真
がセットになって送られてくるとポンコツとしては全てを判断する材料(資料)として助かります。
子犬をお渡しして1歳になる迄に、その犬の体質と健康度、行動パターン等が決まってしまいます。
肥らせ過ぎたり痩せさせてみたり、躾が成っていなかったりするとなかなか資質は開花にまで至らないものです。
持って生まれた資質以上の犬(成犬)に育て上げることが飼主さんの醍醐味の一つなのですが、この時期に相談が有るか否
かで結果が大きくかわります。定期的に見せに来てくれる犬は、多少の修正をアドバイス出来ますので悪くなる事はありません。
午後になってから二組の飼主さんがフードを取りに来がてら、ハンドリングを練習して行かれました。
チョコレートの大振りな子は、急激な成長期に身体のバランスを崩して靱帯を痛めました。
痛める前のある種の兆候を見逃してしまった事が残念ですが、良い経験をしたと思います。
現在はリハビリが上手く進んで、悪いところは殆ど治りました。
正しくハンドリングすれば歩様等にまったく問題は無く、成長が緩やかになる頃(この犬の場合20ヶ月頃か?)を待って、筋肉
を発達させるような制限運動を行うことによって怪我や病気知らずの頑健な身体が出来上がるでしょう。
ブラックの中型の子は、最近まで我が家で育った子です。
若犬としてこの子を選び飼い始めた飼主さんは、このブラックの子から一心の愛情を返して貰っているようです。
家族に強いジェラシーを感じさせるくらい、相思相愛の仲になっているようです。
それはそれとして、未だ若い犬ですからこれから先の飼育の仕方がとても大事です。
くれぐれも甘やかすこと無く、健康第一に育てて戴きたいと願っています。
黒い被毛の犬にはチョコレートのシャツが、茶色の被毛の犬には黒いシャツが合うかもそれませんね。
K子さんからは給餌量のアドバイスが有ったようです。肥ってはいませんが「重い感じがする」のが、気になるところです。
見えなくなる迄ポンコツのチェックが厳しくはいります。
最近は油断する飼主さんがいなくなってしまい、、、少し残念です。
二人が帰った後、マリアとロジャーとルーシーと遊びました。
マリア
それぞれほんの数分間だけでしたが、満足したようです。
ルーシー
「灯台下暗し・とうだいもとくらし」と言いますが、自分の育てている犬への観察が疎かになることがあります。
結果、取り返しのつかない事態(普通では全く問題にならない内容のことですが)に発展することもあって、未熟さを反省する
日々が続きます。
日々進歩しなくてはいけないのが動物の飼育だと思います、ブリーダーにとって後退(した考え方)は絶対に許されないのです。
厳しい様ですが、、、それが現実(真実)なのですね。
ロジャー
◇明日、ハル君の今後のことを先生と打ち合わせします。
退院日も決まる事でしょう。
仙台に居る飼主さんには、電話して詳しく報告しておきました。
まだ家の片付けもままならない時期だと思います。出来るだけ心配かけない様に話したつもりです、、、。
どんと任せて貰って、早く元気になったハル君を綺麗になった家に返してあげたいなと思っています。
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◆私達には、このたびの大災害で被災した犬達をお預かりする用意があります。
○被災された方で、避難所生活や仮住まいの為愛犬と一緒に暮らせなくなって困っている方がいらっしゃいましたら、無期限でお預かり
させて頂きます。
○飼い主家族とはぐれてしまい、保護されている犬達を無期限でお預かりする用意があります。
※全ての被災犬が対象です、犬種は問いません。現地までお引き取りに伺います。
※皆さまからの情報を広く求めておりますので、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
怪我からの回復・手術後の回復・PTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)等のリハビリテー
ションを必要とする犬(出来ればラブラドール種)を受け入れさせて頂きます。
対象犬の状態により、回復の見込み、回復までの期間を断言することは出来ませんが、常態に戻してから飼主さん又は里親さんに
お渡しする作業(リハビリテーション)を行います。
愛犬の怪我や種々の不具合でお悩みの方、一度ご相談下さい。相談日時、場所などはご要望にお応えいたします。
※保護犬などのご相談にも、別途お受けいたします。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
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