朝、ラッキーにも雨は止んでいました。
すこし肌寒く感じられて、世話の行き届いている犬達はともかく、人間は身体が季節に馴染めない感じがします、、、。
気象庁は、近畿、中国、四国の各地が梅雨入りした模様と発表しました。
例年よりだいぶ早い印象がありますが、蒸し暑さの感じられないのは人にとっても犬にとっても大変に結構なことです。
午前中早くに、不妊手術を終えたシャリーをH市の動物病院へ迎えに行きました。
獣医師会の重鎮になったY先生は、ハル君のことも心配してくれて幾つかの貴重なアドバイスが戴けたのには大感謝!でした。
帰宅してからのシャーリーはマッタク元気で、手術後の状態も綺麗なものでした、、、。
来月2日が抜糸の予定となります。
午前中は陽の射す時もありましたが、概ね曇っていて雨の降る気配は全くありませんでした。
犬達は皆、、、呆れるくらい元気そのものです。
精神的にも落ち着いている牡達、泥んこ遊びの繰り返しで汚れてはいても被毛は良い状態を保ってます。
今日も子犬のようにじゃれ合っていて、仲睦まじい様子を(微笑ましい)見せていました。
進入路脇や広場の草刈りを2時間ほど行いました。
今年に限って早目はやめの作業が草の勢いを止めているように見えますが、気温の低いこともだいぶ影響している筈です。
刈った草を掻き集めて小山にまとめます。大きな(2メートル近い)青大将が出て来て胆を潰しましたが、牡なのか牝なのか?
ハル君の状態は相変わらずです。
後ろ足以外は元気?特に上半身の力は衰えを見えず、給餌の時はあちこち動き回って困らせます。
明日の定期検診を前にして、シャーリがお世話になった先生から効き目の良いと言う薬を処方して頂きました。
リハビリと言う事に関しても、色々な考え方がある事を教えて頂きましたが、、、諦めず頑張る事だと信じています。
ハル君の日常
4時起床(誰よりも早く)~哭いて起こすので困ります~4時半給餌(ロイヤルカナン成犬用180グラム強)~水分は
特製のミルク350ccを含め550ccを飲む~排泄(大便は歩行訓練中に出してしまう事が多く、小便はカテーテルを
使った導尿により抜き取ります、、、)50ccのシリンジ(注射器)が壊れました~明日新しいのを貰わなければなりません。
リハビリは神経のツボを強く指圧するのとマッサージ、それから尾っぽの根元を掴んで歩行訓練~筋肉の衰えを防ぐのは
大変な苦労が必要です~一日何回でも、機会があればこのリハビリを行います~腰の悪い人には無理でしょう、、、、。
ハル君の顔付きが明るくなって、外連味が感じられないのが唯一の救いです。
「馬鹿を言いながら」でなくては、単調で力の居るリハビリは続けられません、、、、。
ポンコツ達が馬鹿を言う意味が、なんとなくハル君には判ってきたようです、、、、。
隣人(犬)のベス(ハル君の隣で寝ています)
私達がハル君にかまうのを見ていて、いろんな事を我慢するようになりました。(健気かなぁ~)
時間がとれず、ベスの散歩がいきおい疎かになってしまうのが気がかりです。
梅雨の時期は運動場にも連れて行けず、、、家の中だけでは運動不足になってしまいます。
老犬の運動不足解消には、リハビリを兼ねてゆっくりと散歩するのが一番なのです。
いま、時間のかかるベスの散歩が満足いくほど出来ないのが一番の悩みの種です。
◇ある方から、老犬の預かり(一週間ほどのショートステイ)を依頼されました。
今まで一度も預かったことの無い牡の老犬です。即座にお断りしました。判りやすく、お断りする理由もお話しさせて戴きました。
数年前、我々の勝手(イギリスに行った)で、未だ元気だったベスを親しいオーナーさんに預かって戴いた事があります。
11歳で、気丈で鳴らしていたベスのことですが、お預けして二日も経たずに(血尿を出して)寝込んでしまいました。
慌ててオーナーさんはベスを動物病院に担ぎ込んでくれたのですが、、、治る様子は見えなかったそうです。
老犬の神経は兎に角繊細になっていて、その時その時で反応は誠に微妙です。
特に可愛がられ過ぎていたわけでもないベスの反応には、私達も只々驚くしかありませんでした。
可哀そうな事をしたものです、、、、ベスに対しての私達の唯一の「悔い」となりました。
老犬ではなくても、お預かりしてとても気を使うWanがいます。自傷行為を未然に防ぐだけでも、胃が痛くなる位大変な事もあります。
飼主さんが迎えに来て、何ごともなかった風を装って笑顔でお渡しする時の感慨は、、なんと言ったら良いのでしょうか、、、、。
犬を飼うには覚悟が要求されますが、、、老犬を抱えた飼主さんはそれにもまして格別な覚悟が必要なのではないかと思います。
一刻一刻が、老犬にとってはとても大事な時なのです。目の届かないところに預ける等と言う事は、何があっても老犬にすべき事では
ない事、なのではないでしょうか、難しい事ですが、犬を飼うと言う事は一面そう言うこと(飼い主の自由は無い)なのかもしれませんね。
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怪我からの回復・手術後の回復・PTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)等のリハビリテー
ションを必要とする犬(出来ればラブラドール種)を受け入れさせて頂きます。
対象犬の状態により、回復の見込み、回復までの期間を断言することは出来ませんが、常態に戻してから飼主さん又は里親さんに
お渡しする作業(リハビリテーション)を行います。
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今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
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