今日はデュークを使ってのブリーディングが、ほゞ成功した事を確信することができました。
それは、長野からマリア達の兄妹「ハル君」が里帰りしてくれたからです。
一番父犬デュークに似た子(♂)を雄大な自然の中に送って、大正解でした。
育て親であるA夫妻のハル君に向けられる愛情の質にも、きっと高いセンスの様なものがあるのでしょう。
何かを生み出して、育み、そしてそれを人に渡して喜んで貰う事を考えているAさんに、ラブラドールを育てる事が合っていた
のでしょうね。
そして厳しくも豊かな信州の自然環境が、多少なりともハル君のこれまでの成長に味方してくれた事は否めない事実でしょう。
喜ぶべきことですね。
(ハル君は、昨日の主役ルーシーと兄妹です。似た者同士の大物二頭、素直に大きく育って欲しいですね)
サークルに入って貰い、遠くから観察、、。
上手い具合に汚れて育っているハル君を一目見て、とても安心しました。
まるで野武士の子供のようです、、、、。
明るく余裕のある表情が、ゆったりとした飼育環境で育てられていることを物語っているようです。
先週の『講習会』に来れなかったA夫妻の子育ての疑問は、山盛りいっぱい有ったようです。
ですが、ポンコツ爺が今日示唆した点はたった二つか三つのことだったでしょうか。
一を知れば十を知る、なにごとも理解出来る人達にはそれで十分なのですね。
ラブラドールの子犬を育てるにあたってそう難しい事は無いのですが、頭と身体はケチらずに使って貰わなくてはなりません。
あと言えることは、十分に観察すること、、、。植物の栽培と似たところがあります。観察が出来ないと、充実した育ち方が
出来ません、、。遠くを見る目で観察することが出来れば、言うことは無いでしょう。結果は必ずついてきますから、、、。
『飼育管理表』の書き込み方のアドバイスをしました。
この表を使って育てると、犬はほぼ間違いなく健康に育ちます。
犬を見る目も優しく楽な目付きになります。
成長期の子犬は、楽な目で見て育ててあげたいですね。とうぜん、三白眼はいけません、、、、
高地からやってきたハル君は、低地の暑さにいささか参って帰って行きました。
そして、セロリとオニキスがやって来ました。
真っ黒な二頭ですが、そもそも低地育ち。
今日の真夏並み(29度C)の暑さも、二頭のブラックから見れば屁の河童だったようです。
イギリスの父親を持つセロリ、大根の食べ過ぎでやや小粒です。
アメリカの父親を持つオニキス、大陸のようにゆったりと大き目のお嬢さんです。
今日来た二軒の親戚には特別な思い入れがあります。
たぶん、近い将来、、、素晴らしいサプライズが有る筈です、、、、。夢のような、、、、。
ラブラドールのブリーダーとして一番の喜びは、犬舎から巣立って行く犬達の発展です。
犬達の発展はすなわち飼い主さん(オーナー)達の発展ですから、私達にとってそれはそれは嬉しいものなのです。
(私達の飼っているラブラドール種は、10歳を過ぎてからが一つの山場かもしれません)
◇最近特に老齢犬と暮らす方々からの相談(給餌・運動・問題行動)が増えています。
きっと、たまにベス婆さんのことが記事になっているからなのでしょうね。
同じ様な年恰好(14~15歳)のラブラドールと暮らしている人達にとって、一日一日がとても大事なことなのですから、そんな人達の為
になる記事も、少しづつ学びながら書いていこうと思っています。
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皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
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