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未明から良く晴れて気持ちの良い日になりました。
雪が降って空気が綺麗になったのでしょう、富士山をはじめ奥多摩、秩父連山、浅間山、赤城山、男体山に女峰山と、遠く近く郷土を
囲む遠くの山々がハッキリと見渡せる朝でした。
ここ数日でしょうか、カケスが数羽飛来し犬舎横の杉の大木にとまってギャアギャアと特有の声で煩く鳴いて、朝が始まります。
30分ほど周りを飛び回って居なくなると、他の鳥たちが現れ始めます。
モズが来て、ヒヨドリが来て、、、肉食性の鳥や大型の鳥たちがいなくなってからアオジなどの小さな鳥たちの賑やかさが増します。
今日もWan達は、目覚めから無邪気に元気そのものでした。
午前中と午後に、それぞれ見学の方がいらっしゃいました。午前中に来られた方は、子犬達に会えて目を楽しませたようです。
思ったほど北風も強くなく、それ程寒さを感じずに済みましたが、午後に来られたお子さん達は寒かったのではと心配になります。
深夜の作業(スープ作りやミルクづくり)、今夜の助手は茶色君の順番でした。
お~っす、と言ってるような雰囲気で入って来た茶色君。
お水をゴクゴクとおいしそうに飲んで、当然飲んだら出す、黄色いオシッコを飲んだ分以上に出してくれました。
さ~てと、なに手伝うの~。
二つの鍋に水を張ってお湯を沸かし。
具材を洗ったりより分けたりしている間に、容器に使う空のペットボトルで遊ぶ茶色君。
まだこれ位の頃は、たわいのないものでも玩具にして遊んでくれます。
時間を見計らって、茶色君をキッチンに残して子犬達の部屋を覗きます。
ウンチが三か所に転がっていました。
ペーパーでとって片付けてから、温風ヒーターの延長スイッチを押して部屋を後にしキッチンに戻ります。
二つの鍋がしゅ~しゅ~といっているのも気にせず、大人しく遊んでいた茶色君。
ヨシヨシと言ってギュ~ッと抱っこしてあげました。
抱っこしてあげられるのもあと僅かです。
作業が済んで茶色君を子犬達の部屋に戻します。
部屋の産箱の中では、茶色君と仲良しのピンクちゃんが伸び伸びとした格好で寝ていました。
◇乳酸菌などの入った特製ミルクは、毎朝6本分が消費されます。
我が家のWanたち、成犬用のフードを食べるようになったら、毎日朝晩、スープと共に特製ミルクは欠かせない飲み物(食べ物)と
なっています。
※同じものを作って飲んでいるオーナーさんのところのWanたち、みんな便の具合も良くて元気になっているそうですね。
◇ところで話し変わって暖房器具のことです。色々なものがありますが皆さんのところはどんなものを採用していますか?
我が家では、かなり前から飼育室は石油ファンヒーター(開放式)を使う様になりました。
三時間ごとに延長スウィッチを押す必要があるのと、換気する必要があって多少煩わしいのですが、部屋の空気の乾燥しすぎが防
げてWan達にとっては非常に良い効果を現しています。
床暖暖房、各種パネルヒーター、エアコンの暖房などでは、全て部屋の空気(建材そのものも)が相当に乾燥してしまうようです。
必然的に加湿器などのお世話になる結果となるのですが、、、、残念な事にこの組み合わせがWanにとっては問題になるようです。
冬になると、フケやアレルギー症状(痒がる、発疹、脱毛など)に悩むWan達のご相談にのることがあって、暖房方式を(開放式石油
ファンヒーターに)替えてみて戴いたところ、症状に改善が見られたり或いは症状がパッタリ出なくなったりと効果が見られました。
排気の成分に水分が多いからなのかどうかは判りませんが、乾燥し過ぎにだけはならないようです。(湿度40%~50%を維持)
近代的と思われる暖房方式のせいで空気が異常に乾燥し、加湿器を使うことによってWanたちにとって良くない事が起こるとすると、
頭の痛い問題ですよね~。
◇ちなみに我が家の飼育室の暖房機器の組み合わせは、「石油ファンヒーター+サーキュレーター+除湿機+空気清浄機」となって
います。
Wanの頭数が多いので呼気から出る湿気が多い為、除湿機を通年使っていますが、普通のご家庭ならば除湿機は冬の間だけは必
要ないかも知れませんね。(必ず、湿度計で計測して下さい)
ケージ飼育の場合、飼育室の最適環境は「室温25度前後・湿度40%前後」です。
そして必ず部屋の空気を滞留させない為の扇風機やサーキュレーターを使うことですね。
※散歩の時に寒いからと言って、犬用のコートなどを着せるのは余り褒められた事ではありません。
老犬や病気のWanについては、出来るだけ寒暖の差を激しくしない事が望まれます。
出来ることなら、コートを着せてまで「寒い屋外」に散歩に出ること言うことは、止めてみても良いかもしれませんね。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
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