☆☆☆ 台風一過、か～木曜日・・・

　　　午後遅くなってやれやれ
深夜からグングン気温が下がって、早朝には寒いくらいになりましたね。
犬達は喜びました。食欲が旺盛になって、食べるのを見ていて嬉しくなるくらいでしたね。
午前中の作業を早めに終わらせて、ハル君を連れて三郷市にある動物病院へ行きました。
途中の道路が混んでいて、少し余計に時間がかかってしまいました。
　　　　　　 体重が一キロ増えました
　　　　　　一旦待合室の奥まで行ったのですが、ハル君の苦手なＷａｎ（フレンチブル）がいて、ユ～タ～ンするハル君。
　　　　　　 お～ハルちゃん、元気だったか～
　　　　　　順番前でしたが、丁度診察室から出てきた諸角院長と遭遇。いいこいいこして貰うハル君。嬉しそうです。
　　　　　　 細胞の検査、ブスリ！
　　　　　　導尿～尿検査～神経反応の検査～歩行の状態観察～一連の診察が終わって、大きくなってきた左頬の腫瘍を検査してい
　　　　　　ただくことにしました。
　　　　　　少し痛い思いをしましたが、検査の結果は良と出て、心配する事は無いですと告げられホッとしました。
　　　　　　 ちょちょちょっとぉ～痛いぜ～
　　　　　　今日のハル君は「厄日」だったらしく、先述のフレンチブルに噛みつかれそうになったり、大きなサモエドに攻撃されたり、、、、
　　　　　　さすがに気の良いハル君も怒っていました、、、。
　　　　　　普通ですと、足腰立たない弱った犬を攻撃するタイプの犬は余り良い性格をもっていません。飼主さんの注意が必要なので
　　　　　　すが、どうしても甘くなりがちなんでしょうね。
　　　　　　ハル君を噛もうとした二頭の犬の飼主さんは、自分の犬を制御することが出来ていませんでした。少し危険ですね、、、、。
　　　　　　 ったく、とんだ災難だったよ～
　　　　　　　　　　早く帰ろうぜ～
　　　　　　２時半過ぎでしょうか帰宅。すぐに着替えて犬達を連れて運動場へ、、、。
　　　　　　
　　　　　　北から吹いてくる風が冷たくまるで秋の様でした。
　　　　　　犬達は三々五々リラックスして、楽しそうです。
　　　　　　まるで秋のような感じなのにもかかわらず、蝉だけがジ～ジ～と煩く泣いていて、かえって静けさを感じる午後でした。
　　　　　　
　　　　犬舎の掃除をしたり、降雨の被害を受けた個所を直したり、、、気侭に過ごせた午後でした。
　　　　
　　　　芝刈り機の修理を依頼しているホームセンターに電話。（要領を得ず、、、、）
　　　　そろそろ芝を刈りこまないと、、、酷いことになってしまいます。
　　　　　　
　　　　　　伸び放題の芝、犬達は嬉しそうですが、管理している者の人間性が問われる様でどうも落ち着きませんね。
　　　　　　それはそうと、降雨を期待して撒いた芝の種おおよそ２キロ分は、想像以上の雨に殆ど流されてしまいました。
　　　　　　来週になって発芽状況を確認してから、撒きなおす（追い撒き）ことになるでしょう。
　　　　　　 わっ！こんなことするのは
　　　　　　　　　いつもレモンちゃんです～
　　　　　　芝の雑草をとっていると、一瞬ぐらっと睡魔が襲ってきました。
　　　　　　そのままゴロンと横になると、さっそく犬達がよって来ます。
　　　　　　 レモン専用の梅の木、デカイ
　　　　　　強引にすり寄ってくるのが牝の特徴で、一頭が撫でられていたりすると、その中に割り込んでくる奴がいるのも牝の特徴です。
　　　　　　牝ばかり五頭を相手にして、すっかり眠気も覚めてしまいました。
　　　　　　 今日の最年長、
　　　　　　　　　つまり婆さんは、陽気なアンジェラでした～
明日も気温は低そうです。　
週末恒例のシャンプー、三頭を予定していますが、伸び放題の草も刈りたいですし、、悩みます。




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今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者（ブリ
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☆☆☆ 苦戦の時かな～水曜日・・・

　　　ときどき
台風6号
2011年7月20日3時30分発表　大型で強い台風6号は、20日2時には阿南市の南西約40kmにあって、
北北東へ毎時15kmで進んでいます。
中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は40m/sです。この台風は、20日12時には新宮市付近へ
達する見込みです。21日0時には八丈島の西約90km、21日21時には関東の南東へ達する見込みです。
22日21時には日本の東へ達するでしょう。台風周辺海域及び進路にあたる海域は大シケとなり、台風
の進路となる地域は暴風や大雨に厳重な警戒が必要です。
幸い早朝の（お世話の時間帯）数時間、雨は止んでいました。
手早く且つ手を抜く事無く犬達の世話を済ませ、数頭を連れて運動場へ。
運動場は昨日19時の時点で、前面道路全てが水に浸かった状態で車の進入を阻んでいましたが今朝は何とか入って行けました。
　　　　　　
　　　　　　複数組の来客があったりと、こんな日に限って忙しく、余り犬達と接してあげられなかったのが残念な日でした。
　　　　　　大人の犬達は、そんな気持ちを察してくれて不平も言わず「ほら、こんなに楽しいよ～」とひょうきんな格好をして険しくなりそ
　　　　　　うな気持ちを和ませてくれます。　パートナーになってくれた犬は、つくづく偉いと思いましたね。
　　　　　　
　　　　　　昨日メロンと言う子が来て、女の子たちは楽しそうです。
　　　　　　処がメロンちゃんは只今ヒート（シーズン）中で、天気もこんな風ですからお外では遊べません。みんな残念そうな顔付きです。
　　　　　　日付の替わる頃Ｋ子さんに替わって子犬達のお世話。
　　　　　　お預かりしたメロンちゃんの処に行くことになっているレオンが、今夜は手こずらせてくれます、、、。ウンチしません、、、。
　　　　　　40分程かかって、散々手こずらせた挙句に結局ウンチはしませんでした。
　　　　　　そのかわり、見ていてもよおしてしまったのでしょう、マーシャが二回目のウンチをケージの中でしてしまいました
　　　　　　レオンのお陰で仕事が一つ増えてしまいました、、。
　　　　　　
　　　　　　Ｋ子さん、只今子育ての電話相談で苦戦中です。
　　　　　　
　　　　　　ポンコツは、相変わらず怪我や病気の相談に追われて自分の時間がサッパリ持てません。
　　　　　　達成させなくてはいけない目標は、いつになったら、、、、考えると動悸（胸騒ぎ）までしてきます、、気が小さいのでしょうか。
　　　　　　
　　　　　　子犬と遊ぶ・子犬を可愛がる・子犬を躾ける～飼主さんとって、子犬を育てる難しさは測り知れないものがあるようですね。
　　　　　　Ｋ子さんから聞く話しには、飼主さんが随分と勘違いされている部分があって、アドバイスの仕方に工夫が必要かなと感じて
　　　　　　います。　やはり、子犬を「擬人化」することは良くないことで、特にラブラドールの場合は将来に致命的な問題点を抱え兼ね
　　　　　　ませんから、指導のマニュアル等を考え直さなくてはならなくなってきたように感じました。「時代」を感じています、、、、。
　　　　　　
今日は旧「海の日」。公立学校の終業式の日です。明日から夏休み、子供達はどんな気持ちで今日を迎えたのでしょうか、、？
成績表（通信簿）の渡される日は、いつも憂鬱な気持ちでいたように思うポン爺ですが、成績が良くても悪くても（良いことは無かった）
亡き母が、甘い物好きの餓鬼大将にケーキの替わりの「ぼたもち」を作ってくれた事を思い出します。明日はポン爺の誕生日なのです。
折り返し５７歳になりました。


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☆☆☆ 雨降りの一日でした～火曜日・・・

　　　
台風６号の影響で朝から猛烈な雨でした。
昨日までに撒いた芝の種は、芽を出さない内に皆んな流れ去ってしまったようです。
時間の経過とともに、上流に降った雨の影響も出てきて運動場の前の用水路は部分決壊し車が乗り入れ出来なくなりました。
明日も同じ様な雨が続くと、付近の被害は甚大になる恐れが出てきました。
何はともあれ、施設と犬達に被害はなく良かったです。
　　　　　　
　　　　　　暫く音沙汰なかったスワンから連絡がありました。
　　　　　　スワンの飼主は、現在札幌（北大・院＝獣医学部）で勉強中です。
　　　　　　ず～っと心配していましたが、人も犬も元気そうで何よりでした。
　　　　　　道東には飼主さんの祖母さんの家が有って、学校の休みにスワンを連れて行って来た時の写真でしょうか。
　　　　　　
　　　　　　屈斜路湖で遊ぶスワンと友達（ゴールデン・ライオンカット）、ポン爺にとってはむかし懐かしい水色と景色です。
　　　　　　
　　　　　　スワンは、良い体型を維持できている様で安心しました。
　　　　　　飼主に愛されて、飼い主を想って、スワンはつくづく幸せな犬だと思います。
　　　　　　
　　　　　　ライオンに似せてカットされたゴールデン君、これでは間もなく寒さに震えることになるでしょう。
　　　　　　暑くなったとはいえ北海道の夏は短いですからね～。　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　スワンの飼主は犬の事で新たな発見があると必ず連絡をよこします。
　　　　　　犬に関して言われていたことが、一つ一つと理解できるようになって来たのですね。
　　　　　　犬を飼う事によってのみ理解できる事が有って、
　　　　　　その事は将来彼女が獣医として世の中に出た時に、大いに役に立つて呉れることでしょう。
　　　　　　若い勉強家には期待を込めて、心から頑張って欲しいと思ってます。
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　引っ張り癖・下を向く癖のある犬の矯正について簡単な資料を作りました。
　　　　　　下はその資料に使った写真の何枚かです。
　　　　　　ポン爺はトレーナーではありませんから、全く自己流のやり方を纏めたものでブログでの公開は控えます。
　　　　　　一本のシンプルなスリップリード（ガンドッグリード）を用いて、傍目に優しく行うのを主眼としています。
　　　　　　
　　　　　　酷い癖のある犬には、その犬を育ててきた飼い主側の意識革命が無くては矯正は実りません。
　　　　　　
　　　　　　本気になってやる気があれば（根気が必要）、辛抱強く続けているうちにある時ポンとコツをつかむ事が出来るものです。
　　　　　　
　　　　　　犬本来の機能を損なうような画期的なツールも、身心ともに拘束してしまうような強制的ツールも、一切ラブラドールには
　　　　　　必要では無いのではという考え方が、そもそもポン爺の根底にあります。
　　　　　　
　　　　　　犬には何ヵ所かの急所と言われる処があって、そこを僅かな力で刺激し続けることによって犬は人の意を理解するように
　　　　　　なります。
　　　　　　※水色の線の部分（一部）に急所が有って、癖の矯正にはその場所にリードをかけてトレーニングを行います。
　　　　　　効果を感じるにつれ徐々にリードを緩め、最終的にリードはあくまでも（注）糸電話の糸の様な働きをするものに変えていくわけ
　　　　　　なのですね。
　　　　　　注：リードは弛んで余裕が感じられるほど、人の（ハンドラーの）意志が伝わりやすくなります。
　　　　　　
　　　　　　このやり方で矯正された犬は、その後の経過も良好な事が多く、競技会などに出て好成績を上げる犬に育つ事もあります。
　　　　理由は、スリップリードを使ってトレーニングを続けると、飼い主さんのハンドリングスキルが著しく向上するからなのですね。
　　　　　　
　　　　　　やはり犬は、苦労して自らの手足を使って育てなくては（家庭犬として）なかなか良い犬に育ち上がりません。
　　　　　　各種の矯正ツール（犬具）は、使い方が判っていれば矯正効果の期待できるものですが、意味も判らず使えば使う程
　　　　　　ハンドリングを困難なものに導きかねません。
　　　　　　道具（ツール）が無いと犬をコントロール出来ないという事では、まさに本末転倒と言わざろう得無くなってしまいますね。
　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　上記の様なツールを安易に使う事は、ラブラドールの飼育にとって全く相応しくないと思うのですが、如何でしょうか？
◇とりあえず更新します。書き足りないところは時間があれば書き足すことにいたしますのでご容赦を





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☆☆☆ 遊ぶ遊ぶ遊ぶ海の日～月曜日・・・

　　　時どき
今日も暑かったですが、その暑さにも身体が慣れて　“負けるか～”なんて気持ちにもなって参りました。
なにごとも気持ちで負けないことが大切ですからね。
夏に鍛える！
「海の日」と言う事ですが、海無し県のＷａｎ達は時々こんなＷａｎを羨ましく思います。
　　　　　　 湘南ボーイのアロハ君、羨ましい～
　　　　　　８時から約３０分、リハビリにやって来たＬ君の指導にあたりました。
　　　　　　
　　　　　　暑くなり始めた頃から続くＬ君のリハビリ（週に一回）、今月に入ってかなりの進歩が見られます。
　　　　　　飼主さんのハンドリング（犬の扱い方）もどうにか様になって来て、Ｌ君も何となく楽しそうに見えます。
　　　　　　肥満体だったＬ君の身体は締まって来て、頭を上げて歩けるようになってきました。
　　　　　　肩、首、胸の筋肉のバランスが良くなったんですね。
　　　　　　前が良くなれば腰から下の働きも良くなってきます。
　　　　　　ずいぶんと推進力も出てきて、ラブラドールらしい歩き方に変わってきましたね。
　　　　　　多分褒められると思って自信満々で来られたのでしょう、飼主さん。一生懸命愛犬の為に頑張ってきましたからね～。
　　　　　　ところが随分と手厳しく盲点を指摘されてしまい、意気消沈でした。
　　　　　　多分、最後のアドバイスになるのでしょう。今日の指摘をよく理解して、気持ちで負けない様になってくれればゴールは
　　　　　　ま近かです。
　　　　　　 リードは緩めてね
　　　　　　犬のトレーニングに油断（気抜け）は禁物です。
　　　　　　犬はハンドラー（人間）の心の弱さをすぐに見抜き、楽をする傾向があります。
　　　　　　一度でも舐められると（敵の作戦に）なかなか打ち勝つのは難しくなって来るんですね。
　　　　　　言葉より態度、ポン爺が飼主さんに代わって広場外周（約６００メートル）をハンドリングしてみました。
　　　　　　緊張するＬ君を励まし、楽しく規律をもって人に沿う事を教えました。
　　　　　　飼主さんはポン爺達の後をついて来て、何処を見て何を学んでいただけたのでしょうか。
　　　　　　来週のレッスンが楽しみです。
　　　　　　結果はやっただけ以上には絶対に出ませんが、やらなければズルズルと後退するだけなのが犬のトレーニングです。
　　　　　　
　　　　　　今日も何頭もの犬達と遊びました。
　　　　　　ゆっくりと犬舎から出して、Ｗａｎの身体を屋外の空気（高温多湿）に慣らし、徐々にテンションを高めて遊びます。
　　　　　　
　　　　　　其の子によって身体や気持ちのコンディションはまちまちです。
　　　　　　今日のコンディションを見極めて（朝の給餌時等に）遊ぶ内容にも変化が生まれます。
　　　　　　目をかけられているマリア、今日はお疲れでした。
　　　　　　犬は人の期待に応えようと頑張りますから、それだけで疲れも蓄積する事があるんですね。
　　　　　　遠足なども重なっていて、初めての夏を経験する若いマリアには疲れが目立ちます。
　　　　　　クールダウンに時間を割き、犬舎で休ませる事にしました。
　　　　　　 もう駄目、へとへと、降参です～
　　　　　　兄弟犬のロジャーは流石に牡犬です。
　　　　　　全く同じ条件で飼育していても、牡と牝とでは徐々に変化が現れてくるんですね。
　　　　　　特に厳しい夏場のせいもあるのですが。
　　　　　　
　　　　　　ここ一ヶ月余りで育ち盛りのロジャーの身体は、Ｋ子さんも驚くほどバランスが良くなってきました。
　　　　　　本当にユックリとですが、あらゆる関節が締まって来たのですね。
　　　　　　あと六ヶ月は、関節に負担が掛かり過ぎない様に、ジックリと適度な負荷（ストレス）をかけながら育てあげます。
　　　　　　極めて素直な性格を持った若牡なので、全てのトレーニングはポン爺にとっては気が抜けるほど楽なものです。
　　　　　　 僕はまだまだＯＫでっす
　　　　　　午後は曇っていて、そうは（皮膚が焼けるほど）暑くなりませんでした。
　　　　　　大将のポン爺は、誰彼と無く依怙贔屓せず平等に、、、愛すべき年増の犬達とも遊んであげたのです。
　　　　　　 レモン小母さん
　　　　　　何回か夏を経験している小母さん達は、暑かろうが寒かろうが変わらずいつも元気です。
　　　　　　スタミナと言う点では遥かに若い犬達より優れていますから、満足させるまで遊んで上げるのに此方の息が上がってしまい
　　　　　　ます。
　　　　　　でも弱音は絶対に見せられませんから、この連中と遊ぶ時にはある種のテクニックが必要になって来るんですね～。
　　　　　　まったく人と同じです、、、。
　　　　　　 アンジェラ小母さん
　　　　　　今日午前中にリハビリに来たＬ君の兄妹マーブル。
　　　　　　変なウンチをしていました。
　　　　　　カラスが食べ残して、木から落としていったスモモを幾つか食べたんですね。
　　　　　　たぶん腐っていたのかもしれません。
　　　　　　そう言うのがきっと好きなのでしょう、教えたわけではないのに困ります～。
　　　　　　
　　　　　　頭を上げるのが苦手な犬には、徹底的に持来（リトリーブ）をやらせると首上げに効果的です。
　　　　　　初めは軽いものから始めて、だんだんと重くして行きますが嫌気を感じさせずに意欲的に咥えて運ぶようにするのがコツです。
　　　　　　下ばかり向く子、拾い食いする子などにも効果的ですよ。
　　　　　　
　　　　　　それほど難しい事ではありませんから、毎日根気よく遊び感覚でやってみましょう。
　　　　　　この子（マーブル）は、興が乗るとペットボトル（２リットル）一本分の水が入ったバケツを咥えて運びます。
　　　　　　今年は一本半に挑戦してみます。　もおだてると、高い木に昇りますから、、、、。
　　　　　　 えって誰の事
　　　　　　夜になってからの、頭の痛い赤ペン先生作業、、。（意外に肩が凝るんです）
　　　　　　やっと出来たかと思うとすぐに次の報告が飛びこんできます。
　　　　　　なので、怠慢になっている飼主さんへの連絡はしないことにしています。
　　　　　　
　　　　　　まだ連絡が無い人達、もう暫く待ってみてね、、、




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☆☆☆ 母犬の幸せって？～日曜日・・・

　　　
今日も暑いナウ！と呟きたくなる朝、サリーと四頭の子供達は濃密な幸せを味わっていました。
人（犬）一倍子供好きのサリー、子供と遊ぶ時の融けちゃうような幸せ顔がポン爺は大好きです。
７時半から～９時近くまで、運動場のランには幸せな風が漂っていました。
　　　　　　
　　　　　　３７・３７・３６・３６・３７・３８・３８・３８度Ｃ⇒前の日曜日から今日までの気温（熊谷地方気象台観測）です。
　　　　　　
　　　　　　連日の平均した高温の元では、早朝か陽が落ちる夕方でしか子犬達を遊ばせることが出来ません。
　　　　　　
　　　　　　そして、人が遊んであげるより、兄弟達とそして母親と遊ぶ方が（暑さを忘れて）飽きずに長い時間遊べるようです。
　　　　　　
　　　　　　４月７日生れ、１４週齢を過ぎた子犬達は新たな身体造りのタイミングに入りました。
　　　　　　
　　　　　　今の時期は、健康を阻害しない程度に、日々限界を伸ばしつつ子犬を遊ばせる様に心掛けます。
　　　　　　
　　　　　　決して無理な力を加えず、柔らかな粘土をこねる様に、じっくりと辛抱強く観察しながら、、、。
　　　　　　※この頃の子犬を育てるにあたって、もう幾日も子犬と接してきた飼主さんは意外にも意のままにならない子犬に手を焼き、
　　　　　　それまで教わってきた事を忘れ自分の（浅はかな）考えが頭をもたげ始める頃ですね、、。
　　　　　　
　　　　　　体重は１０キロを超えて１３キログラム程度に達しているでしょうか？
　　　　　　これから約６ヶ月間の育て方しだいで、頑健な犬になる素地が出来上がるか？
　　　　　　それともいろいろな面で破壊が進み、残念ながら望んだ様な犬になれないか、大きな転機を迎えています。
　　　　　　
　　　　　　一口に「手ごねうどん」と言っても、仕上がりは様々で、、美味しく口に合い満足できるうどんもあれば、ぼそぼそと固いばかり
　　　　　　で味気のない不味いうどんもあります。　汗を掻き掻き一生懸命になって手でこねた同じ素材のうどんなのに、、、です。
　　　　　　 マーシャ
　　　　　　子犬も同じ様なものなんだなあとつくづく感じる事がありますが、それ程同じ素材の仕上がりが（手によって）違ってくるもの
　　　　　　なんですね。
　　　　　　
　　　　　　母犬と存分に遊んだ子犬達は、サークルの外に一頭一頭開放され、今度は人間の監視下で暫くの間遊びます。
　　　　　　クールダウンの時間と捉えて、ゆっくりした動作を促し、同時に身体を触ってあげてマズルコントロールなどの感触を確かめ
　　　　　　ます。我の強くなっている子は、このタイミングで「人の力」を覚えさせると後々良い子に変わります。
　　　　　　
　　　　　　連日運動場で遊ぶ子犬達には、そろそろ疲れが出てくる頃でしょうか？
　　　　　　
　　　　　　元気そうに見える子犬に任せて、運動させ過ぎになっては良ことがありません。
　　　　　　「観察眼」が試される時ですね。
　　　　　　
　　　　　　ここで言う「観察眼」には、素人の目も玄人の眼も有りません。
　　　　　　そこにいる今の状態の子犬を見て、どう判断するかだけなのです。
　　　　　　
　　　　　　運動場の外周で、汗を掻き掻き雑草と戦っていたＫ子さん。
　　　　　　頃合いを見計らって子犬達を車に載せ始めました。時に８時半です。
　　　　　　日陰に置いておいた車ですが、既に車内は暑くなり始めていました。
　　　　　　少し前にエンジンをかけてエアコンを効かせておけば良いのですが、朝でしたのでギリギリＯＫのタイミングでしたね。
　　　　　　遊んでいる時には何でもなかった犬が、車に載せられてからダウンしてしまう事があります。
　　　　　　特にバリケン等の樹脂製のクレートは、熱をため易いので注意が必要です。
　　　　　　乗車する少し前に、濡れタオルなどをかけて熱がこもらない様にしておくと良いですね。


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