舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

怒濤の二日間

2008-05-19 23:55:48 | ダンス話&スタジオM
え~、先週末は
17日(土)ろまんちっく村出演!!!
18日(日)骨髄バンク合同リハーサル!!!


...という、じつに壮絶な週末でございました。

我々だけでなく、二日連続で出た生徒さんたちもほんとにお疲れさまでした!!
ろまんちっく村に出たメンバーは骨髄バンクでの出演曲も多い人がほとんどですから、長時間×丸二日ですもんね。なかなかハードでしたよね。
あと、ろまんちっく村に見に来てorビデオを撮ってくださった生徒さんたちもありがとうございました♪


まずはその土曜日、ろまんちっく村です。
先日お話しした毎年恒例の「ワールドオーキッド」のアトラクションとして出演させていただいたのですが。
今年はとにかく例年にもましてお客さまが多かった!!!
ワールドオーキッドじたいが初日からいつも以上に大盛況だったそうで、我々が出演した土曜日も夏休みの週末のディズニーランド(シーじゃなくてランドの方よ)並みにお客さまが多く、館内の移動も大変な状態でした。

したがって必然的に我々の出演時もステージ前にはすごい人出が!!!
開始よりだいぶ前の時点ですでにステージ側から蘭の展示が見えない人口密度に達し、立ち見の人数も凄まじいほどでした。
主催の宇都宮蘭友会の皆さんは早くからお待ちのお客さまにとても気を遣ってくださり、それでも時刻前に始めてしまうわけにはいかないので、蘭栽培の豆知識を解説したりして繋いでくださいました。

ようやく11時になり、まずはドレスのジプシーからスタート!!
曲目はフェスタmy宇都宮で初披露したナンバーですが、このドレスを公開したのはこれが初めてです。
洋服屋さんに無理をお願いして、ろまんちっく村出演者のドレスを大急ぎで仕上げてもらったのです。
色彩は品よく派手ブラウス部分の柄物の生地は二種類あるんですが、こうして見るとほとんど変わらなくて良かったです。

裏事情を申せば、マミちゃんが生地屋さんで一目惚れしたこの生地(思い描いた理想とピッタリ同じだったらしい)の唯一の問題点は、同一色で全員分に足りる量がなかったことだったのです。
それでもあまりに理想と同じなので諦められず、二色使えば人数分足りるということで(※「生地量を節約する」という文字は我々の辞書にはない)できるだけ近い二色を買い求めました。

さて、次なる問題はこの異なる二色の両方に合うベースの無地の色を見つけだすことです。
黒にすれば無難なんだけど、こないだのジプシーにも黒を使ったし全体が黒くなり過ぎるのでなるべく避けたい。
うちにあるいろんな服の色と合わせて検討を重ねた結果、今回の色になりました。ブラウスと同じ柄の生地を裾の方に使っているのもスパイスね。

もっと裏事情を申せば、このドレスの元ネタは去年のディズニー・ハロウィーンのエスメラルダです(笑)。
出来上がりはまるで違うけれど、このドレスのシルエットをより良くするためにエスメラルダの原案が随所で活かされてます。

納得するまで理想像に近づくのに思いのほか時間がかかり、完成がずいぶん遅れてギリギリになってしまいました。
でもまあなんとか間に合ったし、骨髄バンクに出る生徒さんたちの分を間に合わせる算段もついたので、ようやくホッとしたところです。

二・三曲目はフラ、あの貴婦人ドレスです。
今回のステージは高さがなかったので、客席の位置によってはあの素晴らしいスカート部分が見えなかったと思われるのが残念です。
帽子とブラウスだけ見ても素敵だと思うけどね。ただあのドレスは色彩だけ見るとものすごくシックなので、あのシックな色彩でスカートがとてつもなくゴージャスというのがウリなんです。だからお客さまにはぜひ頭のてっぺんから爪先までとくとご覧いただきたいと、斯様に思っているわけです。
骨髄バンクでは全身しっかり見渡せますので、よく見えなかった方はこちらも是非!!

そして四曲目は我々二人のデモでした。
あの貴婦人ドレスは本来デモ用に作ったものだったので、あれに代わるデモドレスを作るのが間に合わず(笑)前のを引っ張り出してきました。
代わりと言ってはナンですがせめてアクセサリーは滅多にデモに使わない「至近距離用」を着けてみました。
繊細な編み目を施したラウハラハットと、日本ではちょっと珍しいベージュのシェルレイですね。

マミちゃんはこういう「パッと見は派手じゃないけど至近距離で見ると実は結構素敵なモノ」が大好きでいろいろ持ってるんですが、いかんせんこれらは大舞台のデモには向かない...。
こういうイベントにしか登場しないレアなアイテムってことで、衣装が中古なのはひとつ許してつかーさい(笑)。

デモの間に着替えたフラ組が舞い戻り、イエローのドレスで踊りました。
ドレスは以前から使っているものですが、曲は今度の骨髄バンクでも踊るわりかし新しめの曲です。アップテンポでいつもけっこう好評をいただくんですね
こちらは慣れているし記憶に新しいので、ビデオを見ると不幸な事故も余りなく綺麗に揃ってました

最後はやはりドレスのベリーダンスです。
しかしこの初披露の衣装で登場したその時、辺り一面がなんともいえない現実離れした空気に包まれたのが分りました。

普通ベリーダンスの曲というと、胸などパーツ別に動かしたりするとヤンヤの喝采がおき、とりわけこういう至近距離のステージは一挙にキャバレーのムードに変貌するものです。
今回も登場と同時に辺りのムードが一変したとこは同じだったのですが、なんというか空気がいつものキャバレー的な盛り上がりとはまったくの逆方向。
お客さまの表情もいつもと違います。まるで浮世離れした世界に誘われたかのような夢見心地になったのです。

今回のベリーダンスはベールです。
それをあたかも天女の羽衣のような現実離れした色彩のベールと、同じ色合いのぼかし染めのふわりとしたスカートで踊ったところ、今までにない幻想的な雰囲気を醸し出すことができました。

「ことができました」って、狙った効果じゃないんですけどね。予想外の効果に我々も驚いています。
でもばりばりキャバレーな感じのこてこてベリーダンスの中に、たまにはこういうエキゾチックで幻想的なイメージの曲があるのもなかなか素敵ではないかと思います。
このシルエット、みんなのスタイルもけっこうよく見えるしね。うふふ。

ベリーダンスが終わったところで、フラ組のメンバーも全員集合してフィナーレを踊りました。
本番よりこういうフィナーレの方がハジけた笑顔の人もいて楽しいです(笑)。

後半はフラ組とオリエンタル組の顔ぶれを交代して踊りました。
両方踊った竜童組、いえ流動組の感想を訊くと、オリエンタルの方が踊り慣れない曲が多いので神経がそっちの方に行ってしまい、けっきょくフラ側に沢山反省点がという方がけっこう多かったですね。

でも骨髄バンクも近いことだし、その後にもいろんなイベントが決まりつつあるし、出来るだけたくさん舞台で踊っておいた方がイイと思って今回は敢えて両方踊ってみました。
おかげで土曜日に出た人や、出演しなくても前日のイベントレッスンに顔を出していた生徒さんたちは、日曜日のリハーサルでも勘が冴えていたようです

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