舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

代車DE場当たり

2008-05-22 23:30:17 | ダンス話&スタジオM
いえ、場当たりと代車とは何の関連性もないんですがね。
ただ昨日が骨髄バンクの場当たり日で、それにたまたま車検が重なって代車で馳せ参じたという、それだけのお話です。

そう、今うちのRさんが人生初の車検に出ています。
数年前に家に来てからこっち、Rさんは仕事で県内広域に乗り回しているのはもちろん、ディズニーリゾートにもハワイアンズにも遠征してよく働いてくれてました。
だからRさんと3日間も離れるのは寂しいですが、まあこの期間くらいゆっくりさせてあげられたらいいなあと思っておりますです。

代車としてお借りしたのは同メーカーのセダンで、後ろが荷台じゃなくなるとこうも小回りなのとマミちゃんが驚いてました。
私はこの車がかなり旧型なので、アナログっぽいスイッチとかツマミとかをいじくり回すのに無上の喜びを感じています。
昔のスイッチって、押したり回したりした手応えが確りしてていいやねえ。いちいちカチッと音がするのもたまりません。あ、ウィンカーの音が「カッツンカッツン」みたいな硬質の音なのも萌えます。

うちのRさんの宇宙船のコクピットみたいなSF的運転席も好きだけど、私は昔っぽくて角張ってる感じの機械も大好きなのです。
あぁ、宇宙船だって現実にそのへんの人が乗り回すような時代になったら、ピカピカ青く輝いてるようなのじゃなくて『カウボーイビバップ』に出てくるような生活感ばりばりの代物がほとんどなんじゃないかと思いますけどね。

マシンがみんないかにも使い込んで年季の入ったものばかりだって所も、『ビバップ』の好きなところの一つです。
乗り物じゃなくて通信機なども、やたら角張っててコンパクトといいがたく今の携帯よかよっぽど昔っぽい(笑)。
どうもこれらの『ビバップ』に出てくるアイテムに萌えるなあと思っていたら、私自身がそういう昔ながらの機械フェチだったからなんですね。

そんなことを代車のスイッチを(何のスイッチかも分からぬまま)いじり倒しながら妄想しております。
昔の機械って、説明書なしでもスイッチを片っ端からいじっていくうちに使い方が分ってくるという単純明快さもたまりません。


って妄想話はもういい(笑)。
その代車で行った場当たりの話です。

いよいよ日曜日に迫った骨髄バンクの場当たりは、本番と同じ県総合文化センターメインホールで行われます。
うちの主催じゃないので、もらえる時間はごくわずか。曲をかけることすらできません。
それでも「時間厳守で」と言われている以上、最善を尽くすのがマミちゃんと私の務めってものです

ここで場当たりに参加するうちの生徒さんのために、このような場当たりで最大限の効果を得るポイントをおさらいしておきましょう。
せっかくわざわざ参加したのに、時間に追われて訳わからんうちに終わってしまったというのでは勿体ないですものね。

最も大切なのは、予め自分の立ち位置を把握しておくことです。
直前のレッスンで誰がどの位置に立つか確認済みと思います(すべてのクラスで必ず場当たり前に決めるようにしてます)。
その際、自分の分だけでいいので立ち位置をしっかりメモするなりして覚えておいてくださいまし。

皆さん振り付けは一生懸命メモするのに、立ち位置となると書かない人が多いです。でも、立ち位置を記録しておく方が振り付けのメモなどよりよほど大切です。
きょくたんな話、立ち位置さえ書き留めておけば振り付けなんてうろ覚えでいいくらいです。
だって振り付けは隣の人をコッソリ見ながらだって踊れるけれど、立ち位置を把握できるのは自分以外あり得ないのですから。

レッスンの時点でステージに貼る目印も本番どおりに付けますので、そちらもぜひご活用くださいね。
特に一列目の方は、この印を頼りに正確に入ることが全体の並び方を美しくするための鍵です。
全部暗記するのは難しいので、必ずメモを取っておきましょう。そして、立ち位置を覚えるまではそのメモを持ったまま練習することをおすすめします。

それともうひとつ。これらのメモは自分自身で取ることを強くおすすめします。
グループの部長さんや誰か親切な人が全員分とか友達の分を書いてコピーしてあげるクラスが時々ありますが、それだと一人ひとりがなかなか覚えられません。
自分で調べて考えて書く、このプロセスが記憶力向上のために重要なんですね。

そして場当たりの日は自分の順番が来るまでのあいだに前の人たちの場当たりをしっかり見ておきましょう。
スタジオMのクラスであれば列の配分などで共通しているところが絶対にあるので、あとで自分が立ったときの目安になります。
一列目はどのくらいの位置から入場するのかとかね。

ほかのクラスを見ながら自分の立ち位置を改めて確かめておくことも大切です。そうやって何度も何度も確かめていれば必ず覚えられるのです。
こうしておけば自分の順番がきた時に確実に正確な位置に入れますし、しっかり頭に入れられると思います。
本番の日に緊張や照明で目がくらんでも、立ち位置さえよく覚えておけば大丈夫。「次の位置どこだっけ?」などと悩んで踊りまで忘れてしまうといった事故は最大限回避できるはずです。

通常のレッスン中はつい振り付けの方に神経がいって立ち位置がおろそかになりがちなので、ぜひ場当たりの機会を活用して身体に覚え込ませましょう。
そうすると本番直前にメモを見ただけですぐ自分の立ち位置と移動が把握できるようになり、慌てないで済みます。

場当たりで一曲あたりにもらえる時間は本当にわずかですが、うまく使えば短期集中で覚えるためにとても役立つ時間です。
うちの生徒さんたちにはぜひともご活用いただきたく思います♪

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