舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

めでたい春

2009-04-02 23:35:44 | 徒然話
大学を卒業してからこっち、新年度と無縁の人生を歩んでいる私ではありますが。
今年の春は、私の周りでめでたい新年度を迎えた方が多く、私も嬉しい気分をちょっとばかし味わっておりますです

まず、私が生まれるより前からのお付き合いの生徒さんが、今年度めでたくご栄転となりました
もう10年以上前から、同じ職場の方に「たいへん優秀な方だ」と聞いていたのですが、それにしても驚くような若さでとても重要な役職に就かれる事となって、まるで我が事のように誇らしい気分です(←迷惑な誇りだな)。
その生徒さんはうちでも頼れる存在で、実質的にも象徴的な意味でも、彼女にまとめてもらっている部分が多々あります(笑)。
仕事でも重責ある立場でしょうに...趣味の教室に来たときまで、申し訳ない...
この方ならまちがいなく、今度の役職においても素晴らしい活躍をされることでしょう

それから、今年大学を卒業した生徒さんも、無事就職が決まったそうです1日から早速出勤との事でしたから、もう始まっているのかな?
う~、就職どころかバイトすらした事が無い私から考えると、企業に勤めるというのはもの凄く大変そう
でも、私と違ってしっかり者の彼女ならきっと無問題と確信している次第です


私はこういう特殊な家庭環境で育ち、卒業後もけっきょく戻って来てしまったので(笑)、学校はともかく外の職場ってものをいっさい知りません。
いえ、学校だって怪しいですね。正直言って、私にとって学校は自分の居場所ではありませんでした。
ごく一部の友達と一緒にいる時以外、自分のクラスは完全アウェイの感覚でしたので、昼休みのような長い自由時間が来ると私は教室を飛び出して、一人になれる場所を探しにいきました。
そういう経緯で私は自分の母校の人けの無い場所に異様に詳しいです(笑)。

こんな有様ですから私は人間関係の築き方に何か重大な欠陥があるまま大きくなってしまい、たぶんそういう人間が何処かに勤めようとしてもなかなか上手くはいかないでしょう。
だから、就職して働いてる人を見ると、見境無く尊敬の眼差しで見てしまいます。私より年下でも、すごく大人に見えますね。
同世代の人を見ても、卒業後ずっと同じ職場で働いてる人は「継続は力なりだねぇ」と思って尊敬するし、いろんな仕事を経験している人を見れば「適応能力が高いのねぇ」と敬服しております。ほんと、どっちの人もすごいよ、マジで。

そんな私の重大な欠陥をしっかり見抜いている畏友は「いっぺん接客業で働け!」と叱咤するのですが、そんなことしたら私の心は簡単に折れてしまいそうです(笑)。
い、いいんだもんッ。重大な欠陥を補えるくらい、私は私にしか出来ないことをするんだもんッ。

でもなぁ。「運転しろ」とか「目玉焼きくらい作れるようになれ」とか、この畏友の言うことはいちいちごもっとも。まったく、持つべきものはドSの友です。
ドSなことを言ってくれるのも、いやそもそも私なんかに付き合ってくれてること自体、私には勿体ないような厚意だからなぁ。大切にしなくちゃいけませんわよね。...何か崖から突き落とされる獅子の子になったような気がすることもあるけど(笑)。

そんな風に崖から突き落とされ...いえ背中を押してもらいつつ、私も新年度ってことで一発、気持を新たにして精進いたしましょう。
そう春だから。(byレミオロメン『茜空』)

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