舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

メリーモナーク・アウアナ

2009-04-21 11:13:30 | ダンス話&スタジオM
連日の野鳥の会(笑)の疲労がたたり、昨日は一日中へろへろになってました。
でも女性のパフォーマンスは全部描き留めましたので、帰国後に詳しいご報告が出来ると思います♪

とはいえ、一昨日のアウアナは男性も大活躍でした!
特に優勝したオブライアン・エセルさんのとこの人達など、カヒコもアウアナも素晴らしかったです。
あと個人的にチンキー・マーホエさんも好きですね。アウアナでの凝ったフォーメーションの完成度は、いつもの事ながら秀逸でした。

女性部門も良いパフォーマンスがたくさんありましたが、私の評価と実際の結果の間には結構隔たりが…。
まぁ完全に審査員の感覚に左右されるものですから、偏りが出てしまうのもやむを得ないんですけどね。
そうならないために、マミちゃんのクムだったアンティ・ルイス・カレイキがルールの礎を作り、それは今も長大なルールブックの原型として生きている筈なのですが、フラはどうしてもルーツや親類関係によって主観の相違が出来てしまうものですから、結果を鵜呑みにせず自分の感性に照らし合わせて楽しむべきだと思います。

そんなわけで個人的な感想を申しますと、ケアリイ・レイシェルさんは私が今まで思っていたよりずっと垢抜けたセンスの持ち主であろうことが分かり、また、前から良いと思っていたエレン・カスティーロサンとシッシー・カイオさんはやはり我々の好みに敵ってました。
一般的に、踊りが良いと思える所は衣装も良いという気がします。

あと審査中に歴代ミスアロハフラの踊りが観られたのは貴重でした。
何しろ、皆さんの踊りの実力が残酷なまでに比べられましたから。
一言でいうなら、ミスになったことが「際限ない向上のほんの一段階に過ぎなかった人」の踊りは、受賞時よりさらに磨かれていましたが、「ミスになること自体が目的だった人」の踊りには向上が見られないか、もしくは受賞時よりレベルダウンしていました。
たとえミスに輝いたほどの人であっても、向上心の有無で如何様にも変わってしまうものだと、深い示唆を与えられたひとときでした。

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