『最高の離婚』が最低の結末を迎えました。
ったく何だよ、何だよあの結末はッ。
今まで3ヶ月間一生懸命見てきた時間を返せ~~っ
私が怒り狂っている事からもお分かりのように…というかどうせゴミのような(
ムスカ閣下)結末だからバラしますけど、
あんたら、結局元サヤかよ。
あんだけすったもんだしておいて、そりゃないぜ。
一応ザツに最終回の顛末を説明しますと。
まず主人公カップル。
全編通じて「お前らくっついちゃえよ」オーラ全開のラブコメ的じれじれカップルだった彼らですが、終盤にきて男は秋葉系アイドルに、女はいかがわしいビデオ出演未遂にとアサッテの方向に迷走しました。
正直トッテツケ感がハンパ無く、最終回を前に急速にくっつけなければならない製作サイドの焦りを感じました。
まあアキバ系はけっこう笑えたからいいけど(笑)。
両家の家族も巻き込んで大騒ぎした挙げ句の果てに、まるっきりラブコメの主人公の中学生みたいなベタ過ぎる流れでヨリを戻したのでありました。
まあ、彼らはいい。
いちゃついてさえいなければ二人のやり取りは極限までくだらなく、見ていて蕁麻疹が発生する類のカップルではありませんので、とりあえず大目に見ましょう。好きにやってなさい。
問題は二組目だ。
そうです。超絶アホ男(※前回ただの「アホ男」より進化)と、ツマラナイ女(※見た目が真木よう子さんなのだけが取り柄)のカップルです。
前回、ツマラナイ女に子供(内蔵中)がいる事が発覚、アホ男はいきなりそれまでのチャランポランな態度をかなぐり捨てて結婚したいと言い出し、女もそれを承諾するという、喪黒福造も裸足で逃げ出すほど不気味な展開が起きました。
けっきょく、最終回もその流れのまんま。区役所に婚姻届を出しに行き、二人で「思い出が増えていくのが家族なんだね~」とかくっだらないこと言い合って和んで、これでおしまい。
おいおい、オチぐらいもっと捻ってくださいよ、制作者さん。こんな工夫もへったくれも無いオチにして、プロとしてのプライドが泣かなかったんでしょうか。
さらに追い討ちをかけるような、エンディングの彼らがまた酷かった。
アホ男は相変わらずアホなだけなので割愛しますが(笑)、個人的に何より納得できなかったのは女の方です。
超絶アホ男の今更なプロポーズに「めんどくさ」とか呟き、結婚する事にしてからも「愛はない」「子供のために結婚するだけ」とか言ってたくせに、あまつさえアホ男の事を主人とか呼んで悦に入ってるじゃないですか
前回まで私はこの人の事をたんなる「ツマラナイ女」と思っていたけど、こうなっちゃうともう「男に都合がいいだけの女」だわね。
だってこの人、旦那が婚姻届を出さないで放っといた事も、その上で他所の女と好き勝手に遊んでた事も知った上で許しちゃうんですよ。
それも、彼女がものすごく寛容な訳でも、旦那に無関心な訳でもなく、みっともないほど嫉妬して恥ずかしいほど怒り狂った上で、ですよ。
子供の件だって、一人で生んで育てるとか言ってたのに、泣きついてこられたら簡単に結婚を受け入れちゃうんですから。
こんな女が出てきたら男性は喜んじゃうよね。
男性の視点に立ったら完全に思い通りだもの。
婚姻届を出さなかろうが浮気してようが許してくれるし、泣いて頼めば何でもOKしてもらえるし、それで自分のこと主人とか呼んで従ってくれるんですから。
それでヴィジュアルが真木よう子さんだなんて、ウッカリ私の観てたのはゴールデン枠のドラマじゃなくて大きなお友達向けギャルゲーだったのかと思ってしまいましたよ(笑)。
ヒロインを攻略してナンボのギャルゲーじゃあるまいし、ドラマとしては、ああいう男性ウケする外見の女性だからこそ、むしろ内面は真逆のキャラクターにすべきだったと思うのですよ。
しかも、最終回の前までさんざん女性の醜さや弱さをさらけ出していた人物だったからこそ、その彼女が最終回でついにツマラナイ女キャラの殻をぶち破り、アホ男なぞ足蹴にして一人で生きていける強いオンナへと華麗なる変身を遂げたら、さぞ痛快なラストになった事でしょう。
だいたい、21世紀にもなってドラマの世界で「子供→結婚」って絶対的な方程式があるのはいただけません。
それまでどんな破天荒な展開が起ってても、「子供」という切り札が登場したとたん、しゅるしゅると小さく小さく縮こまって「フツウ」の枠の中に収まってしまう展開からは、いい加減卒業するべきだと思うわよ。
せっかく前クールの同枠のドラマ『結婚しない』で「結婚に縛られなくても幸せな生き方」を肯定してみせた事を評価していたのに、今回の『最高の離婚』にはがっかりでした。
前クールでやっと21世紀になったのが、今クールで20世紀を通り越して昭和まで戻ってしまった感じ。
ドラマなんですから、もっと固定観念に囚われない夢を見られる展開にしてほしいものです。
ったく何だよ、何だよあの結末はッ。
今まで3ヶ月間一生懸命見てきた時間を返せ~~っ

私が怒り狂っている事からもお分かりのように…というかどうせゴミのような(

あんたら、結局元サヤかよ。
あんだけすったもんだしておいて、そりゃないぜ。
一応ザツに最終回の顛末を説明しますと。
まず主人公カップル。
全編通じて「お前らくっついちゃえよ」オーラ全開のラブコメ的じれじれカップルだった彼らですが、終盤にきて男は秋葉系アイドルに、女はいかがわしいビデオ出演未遂にとアサッテの方向に迷走しました。
正直トッテツケ感がハンパ無く、最終回を前に急速にくっつけなければならない製作サイドの焦りを感じました。
まあアキバ系はけっこう笑えたからいいけど(笑)。
両家の家族も巻き込んで大騒ぎした挙げ句の果てに、まるっきりラブコメの主人公の中学生みたいなベタ過ぎる流れでヨリを戻したのでありました。
まあ、彼らはいい。
いちゃついてさえいなければ二人のやり取りは極限までくだらなく、見ていて蕁麻疹が発生する類のカップルではありませんので、とりあえず大目に見ましょう。好きにやってなさい。
問題は二組目だ。
そうです。超絶アホ男(※前回ただの「アホ男」より進化)と、ツマラナイ女(※見た目が真木よう子さんなのだけが取り柄)のカップルです。
前回、ツマラナイ女に子供(内蔵中)がいる事が発覚、アホ男はいきなりそれまでのチャランポランな態度をかなぐり捨てて結婚したいと言い出し、女もそれを承諾するという、喪黒福造も裸足で逃げ出すほど不気味な展開が起きました。
けっきょく、最終回もその流れのまんま。区役所に婚姻届を出しに行き、二人で「思い出が増えていくのが家族なんだね~」とかくっだらないこと言い合って和んで、これでおしまい。
おいおい、オチぐらいもっと捻ってくださいよ、制作者さん。こんな工夫もへったくれも無いオチにして、プロとしてのプライドが泣かなかったんでしょうか。
さらに追い討ちをかけるような、エンディングの彼らがまた酷かった。
アホ男は相変わらずアホなだけなので割愛しますが(笑)、個人的に何より納得できなかったのは女の方です。
超絶アホ男の今更なプロポーズに「めんどくさ」とか呟き、結婚する事にしてからも「愛はない」「子供のために結婚するだけ」とか言ってたくせに、あまつさえアホ男の事を主人とか呼んで悦に入ってるじゃないですか

前回まで私はこの人の事をたんなる「ツマラナイ女」と思っていたけど、こうなっちゃうともう「男に都合がいいだけの女」だわね。
だってこの人、旦那が婚姻届を出さないで放っといた事も、その上で他所の女と好き勝手に遊んでた事も知った上で許しちゃうんですよ。
それも、彼女がものすごく寛容な訳でも、旦那に無関心な訳でもなく、みっともないほど嫉妬して恥ずかしいほど怒り狂った上で、ですよ。
子供の件だって、一人で生んで育てるとか言ってたのに、泣きついてこられたら簡単に結婚を受け入れちゃうんですから。
こんな女が出てきたら男性は喜んじゃうよね。
男性の視点に立ったら完全に思い通りだもの。
婚姻届を出さなかろうが浮気してようが許してくれるし、泣いて頼めば何でもOKしてもらえるし、それで自分のこと主人とか呼んで従ってくれるんですから。
それでヴィジュアルが真木よう子さんだなんて、ウッカリ私の観てたのはゴールデン枠のドラマじゃなくて大きなお友達向けギャルゲーだったのかと思ってしまいましたよ(笑)。
ヒロインを攻略してナンボのギャルゲーじゃあるまいし、ドラマとしては、ああいう男性ウケする外見の女性だからこそ、むしろ内面は真逆のキャラクターにすべきだったと思うのですよ。
しかも、最終回の前までさんざん女性の醜さや弱さをさらけ出していた人物だったからこそ、その彼女が最終回でついにツマラナイ女キャラの殻をぶち破り、アホ男なぞ足蹴にして一人で生きていける強いオンナへと華麗なる変身を遂げたら、さぞ痛快なラストになった事でしょう。
だいたい、21世紀にもなってドラマの世界で「子供→結婚」って絶対的な方程式があるのはいただけません。
それまでどんな破天荒な展開が起ってても、「子供」という切り札が登場したとたん、しゅるしゅると小さく小さく縮こまって「フツウ」の枠の中に収まってしまう展開からは、いい加減卒業するべきだと思うわよ。
せっかく前クールの同枠のドラマ『結婚しない』で「結婚に縛られなくても幸せな生き方」を肯定してみせた事を評価していたのに、今回の『最高の離婚』にはがっかりでした。
前クールでやっと21世紀になったのが、今クールで20世紀を通り越して昭和まで戻ってしまった感じ。
ドラマなんですから、もっと固定観念に囚われない夢を見られる展開にしてほしいものです。