舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

キッザニア漫遊記

2016-08-15 14:18:14 | about四代目


二晩連続でMPを大量消費する記事を書いてしまったので(笑)、今日は軽〜いネタですごめんなさい。


ららぽーと豊洲に「キッザニア東京」という施設があります(関西だと甲子園)。
これは子供向けの職業体験施設で、子供達はいくつもの「パビリオン」で様々なお仕事を体験し、施設内の通貨でお給料をもらい、そのお金を銀行に預けたり(利子もちゃんとつく)、電子マネーにしたり、お買い物したりするところまで体験出来るのです。

しかも、それらのパビリオンを出しているのはスポンサーになっている実際の企業です。
各企業が自社アピールのチャンスとばかりに気合入れて作っているので、内部の作りや体験時に着る子供用の制服も凝ってますし、お仕事内容も楽しいものになっています。

こうしたスポンサーの一つがJ-WAVEだったので、キッザニアが出来た10年前、ラジオと言えばJ-WAVEな我が家はこの話題を散々聞かされる事になり、是非行ってみたいと盛り上がりました。

だがキッザニアは子供しか入れない。
正確には、子連れの大人なら入れますが、お仕事体験ができるのは子供のみです。

仕方ないので子供を産みました。
まあそれは流石にウソですが、子供産んだ理由の5%くらいがキッザニアなのは確かです。

産んでも赤子のうちはダメなので、大多数のお仕事が体験出来る5歳になるのを待ち、満を持して今年の春にキッザニアデビューしました。




キッザニアに行く時はとにかく「シンプルな軽装」がベストです。
何故ならこの服の上に制服を着るので、重ね着で暑すぎたらいけませんし、襟口や裾からから目立つ色がはみ出ても美しくないからです。

他に必要な物は、入場時に貰える「ジョブスケジュールカード」をさげるネックストラップ
このカードはお仕事の予約を書き込んでもらうために一日中必要なので、無くさないようストラップを付けておくと安心です。
ストラップを自作している人もいますし、現地でいろんな可愛いストラップの中から調達するのも楽しいです。

あと、お仕事で貰ったお給料を入れる財布。
これは一度キッザニア内の銀行に預ければ無料で貰えます。




ちなみに、こちらがキッザニア専用通貨「キッゾ」です。
入場時に50キッゾのトラベラーズチェックを貰えて、お仕事ごとに3〜8キッゾのお給料が貰えますので、これらをお財布に入れるんですね。




お財布には現金の他にもいろんなカードを入れます。
スポーツクラブの会員証、キャッシュカード、電子マネーなどです。
キャッシュカードは三井住友銀行、電子マネーはJCBが作っているため本物さながら。
自分のカードを色々持てるのは、大人みたいで楽しいと思います。
まあ実際に大人になると溜まる一方のカード類に辟易させられるんだけどな。




飛行機の下をくぐって入場したら、まず希望のパビリオンで申し込みます。
人気のところは祝日のトイストーリーマニアのファストパス並に瞬殺です。
予約を入れる事もできますが、一度に予約できるのは一箇所のみなので、次の予約まで時間がある時は他のパビリオンに行き、このような椅子で並んで待ってお仕事をします。




順番が来たら、このように各パビリオンの制服を着ます。
こちらはソーセージ工房の制服です。




コスプレが完成すると、専属カメラスタッフさんが写真を撮ってくれます。
保護者はストーカーよろしくパビリオンの外から覗きながら撮影できますが、そのようにして撮った盗撮チックなアングルの写真より、プロの写真を買った方が出来はイイんだよなぁ。




いよいよお仕事体験です。
お仕事内容は社会科見学程度のものから、模型やシミュレータで実際の仕事に近い作業をするもの、本物と同じ道具・材料が使えるものまで様々です。
画像のソーセージ工房は、挽肉にスパイスを入れてこね、実際のソーセージを作る装置のハンドルをぐるぐる回して作ります。



体験が終わると、お給料に加えて茹でたてソーセージも貰えます。
ピザ屋さんでもハンバーガー屋さんでも自分が作ったものを貰えるんですね。




消防士をやると、本物そっくりの消防車に乗れます。



消防車で現場に急行し、実際に放水します。
放水を続けると、ちゃんと火(を模した照明)が暗くなっていって消えるところが凝ってます。




車に乗れるシリーズは色々あり、救急車に乗った時は「道をあけてください」と放送させてくれました。




なんとはとバスもあります。
観光バスは仕事としてバスガイドさんができるほか、お金を払ってお客にもなれます。




集英社のパビリオンでは、漫画のペン入れが体験できます。
ただこのパビリオン、漫画家と編集者と印刷所という全く違う職種がごっちゃになってるんですけどね。




動物病院では入院している猫のお世話をしました。
病院関係のパビリオンはお仕事内容が細かく分れており、動物病院だとワンちゃんの手術をする事もできます。



ガソリンスタンドもあります。おーらいおーらい。
車を運転しているのは身長110cm以上で「免許」を取り「レンタカー」を借りているお子さん達です。




やはり四代目にはステージ絡みのお仕事をさせねば、という事でファッションモデルもやりました。




こちらはお仕事ではなく、お金を払って参加出来るスポーツクラブのチアダンス。
チア以外にも幾つかプログラムがあり、立て続けに受けても最後まで疲れた様子も無くフルスロットルで踊り続ける様子がよほど印象的だったらしく、パビリオンのお姉さん達から一発で顔を覚えられてしまいました(笑)。
欲目かもしれませんが、何をやってる時よりも踊っている時が一番幸せそうで安堵します。




お金が集まったら銀行で預金します。




預けたお金はATMで引き出せます。




お仕事を体験したりスポーツクラブのプログラムに参加したりすると、参加証カードが貰えます。
カードを集めるのも子供達にとって楽しい作業ですね(もちろん私も体は大人・心は肥満児ですので大好きです)。


その間、大人が何してるかと言うとストーキングです。
大人はパビリオンに入れないので、窓から覗き込んだりモニターを見たりしてひたすら我が子のお仕事ぶりをストーキングするのです。
ストーカー行為に興味が無い大人は、大人用ラウンジでうだうだしていても良いですし、子供が小学生以上なら一時退場でららぽーとに行って来る事もできます。
キッザニアは最後に退場する時は入場時と同じ人数・内訳でなければ退場できないので、知らない人に勝手に連れ出されるおそれがなく安心です。


ついでに幾つかのパビリオンの制服を紹介しておきます。




ダイワハウスとピザーラ。



寿司職人と牛乳石鹸。
お寿司屋さんのお仕事ではなく、「職人の扮装で日本食を紹介する英語のコマーシャルを撮影する」というユニークな体験でした。
撮影内容をDVDに収録したものが貰えます。




研究員とクロネコヤマト。
研究員は実験をしたり顕微鏡で覗いたりした後で最後にヤクルトが貰えます。なんだか風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話ですが、ヤクルトの創業者が研究者だった事に基づいているので、企業PRとしてかなり上手い作りだなと思います。
クロネコヤマトは全パビリオン中屈指の完成度です。制服も室内の様子も荷札もみなリアル。




パレードダンサーとキャビンアテンダント。
CAはモニターでしかストーキング出来ないので仕事中は面白く無いですが、写真は映えますね。
逆にパレードダンサーはキッザニア内を踊りながら練り歩くのでストーキングし放題です。


キッザニアはとても楽しい施設ですが、朝早くから夜遅くまでかかるため、地方から日帰りで行くのは困難です。
なのに近場に良いホテルが無いんだよなぁ。滞在時間が短いので、お台場のヒルトンやら日航ホテルじゃもったいないし。
どなたかオススメのホテルがありましたら是非お教えくださいませ。





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