最近、生徒さんから「どうやって化粧するんですか」と訊かれることが多いです。
実を言うと、ちょうど一昨日のいかんべリハーサルの時も訊かれました。それも母ではなく私に。いったい何故なのでしょう?母も十分濃いと思うんだけど...
ま、ちっちゃいことは気にしない。わかちこわかちこ~。
濃い顔にピンときたらスタジオM、ということで(しかし素晴らしいキャッチフレーズだな)、お役に立つかは分りませんが、今日は私のマスカラの塗り方を解説いたしませう。
えらそうに解説とか言ってるけど、実は私自身が化粧を始めたのは、世間一般の女の子より遅い方だと思われます。
なんせ20歳になってからですもの。それまでは化粧をしたいとさえ思ってませんでした。
でも世の中の男性はナチュラルな顔の(少なくとも化粧が薄い)女性の方が好きだと聞いて以来、私は化粧による武装を始めました(笑)。
まあそこまで言っちゃうとウソだけど、男性ウケする顔ではなく、自分ウケする(=自分が良いと思える)顔を目指して、私は自分の顔を造っております。
変に異性の目を気にするより、そっちの方がたぶんポリシーの一貫した良い顔になると思います。
あ、同性の目を意識するのはいいんですよ。なぜなら女性の目は、女性の美しさに対して冷静で客観的だからです。
閑話休題。早速マスカラ実践編に入りましょう。
私が睫毛に使っているのは、現在のところ画像の4本のマスカラです。
正確には「マスカラ」は下の2本。上の2つは美容液と下地です。
まず洗顔後、最初に塗るのが一番上の透明の美容液です。
今はこの種類ですが、DHCのを使っていた時もありますね。
睫毛の育成効果のあるものが良いです。個人的な好みを言えば、あまりサラサラしているものより、ジェル状のものが好きです。
その後、肌に保湿クリームを塗ったりしながら美容液がある程度乾いた頃に、2番目の赤いボトルの下地を塗ります。
これは白い下地で、ランコムからも良いものが出ていますね。
美容液同様、というより私の場合化粧道具全般において、ブランドへのこだわりはありません。
もちろん各ブランドごとに得意商品(ランコムならマスカラ、など)やお気に入りの品もあるので、それらは優先的に選びますが、少なくとも何かのブランドに偏ることのないよう、いつもブランドに囚われずに良いものを探すようにしています。
マスカラ下地はほぼマスカラと同じように塗ります。
つまり、睫毛同士をセパレートするように、長さを出すように心がけながら塗るのです。
これが少し乾いたところで、ビューラーで持ち上げます。
「少し」なのがポイントですね。あまりカパカパに乾いてしまうと、却ってビューラーで睫毛を傷めることになりかねません。
程よくしっとりしている段階が、カールをつけるためにも睫毛を傷めないためにも丁度いいです。
ビューラーを使わない人や化粧品ブランドもありますが、私はビューラーは必須アイテムだと思いますね。
やはり、マスカラだけで持ち上げるのには限界があります。
ビューラー自体が睫毛を傷めるのではなく、使い方の問題なので、睫毛に負担がかからないよう注意しながら使えば大丈夫です。
ビューラーに関しては、人それぞれの目の大きさや形状によって合うものが異なりますので、これはもう自分で探すしかないですね。
私も、化粧を始めてからの数年間で、かなり何代もビューラーを代えました。
特に私の場合、目の幅がそうとう長いので、左右に分けて使わずに済むサイズのビューラーと巡り合うのに時間がかかりました。
同じく、カーブの角度も合う合わないによって使いやすさがまるで違うため、諦めずに探し続けることが大切です。
ビューラーで充分に持ち上がったら、黒マスカラを開始します。
最初はコーセー「ファシオ」のウォータープルーフマスカラ(ロングタイプ)です。
ブランドにこだわらない私も、ファシオだけは不変の指定ブランドです。なぜならば、流石シンクロナイズドスイミング御用達というだけあり、ウォータープルーフのレベルが桁違いだからです。
このウォータープルーフマスカラは、その後の一日のマスカラをキープするだけでなく、今ビューラーで作ったカールをしっかり固めることにこそ意味があるので、丹念に塗ることがポイントです。
ここを怠るとカールが落ちてしまいます。
それも、一度にたっぷり塗るのではなく、少しずつ塗っていくことによって、マスカラの水分や重みでカールが落ちてしまうことなく、カールを保存することが可能になります。
ちなみに私は、天気や温度によってこのウォータープルーフの使用割合を変えています。
なにせ自前の睫毛がとにかく長くて重いので、ちょっと気を抜くとすぐ落ちてきてしまうのです。
ウォータープルーフが完全に乾いたのを待って、トドメのランコム・電動マスカラを塗ります。
ランコムのマスカラの問題点は重いことです(その分しっかり濃厚につくわけですが)。したがって、最初からあまり沢山つけてしまうと、折角ウォータープルーフで固めたカールがここで落ちてしまいます。これは凹むよ~。
そこで私は、この電動ランコムのみ下睫毛からつけるようにしています。それである程度ブラシが軽くなってから、少しずつ上睫毛に塗っていくのですね。
これでめでたく付け睫毛やエクステと見紛うばかりのゴージャス睫毛が完成です。
とはいえ、舞台のためにはこれでもまだ不十分です。更に重ね塗りをしたあげく、付け睫毛を装備しないと舞台では映えません。
逆に言えば、普段ステージメイクに慣れていない人でも、丹念に睫毛を塗ってから付け睫毛を付ければ、それだけでかなり舞台映えする顔になることが出来ます。
ぜひ、いかんべ祭や発表会の際に、ステージメイクをお試しくださいね。
実を言うと、ちょうど一昨日のいかんべリハーサルの時も訊かれました。それも母ではなく私に。いったい何故なのでしょう?母も十分濃いと思うんだけど...
ま、ちっちゃいことは気にしない。わかちこわかちこ~。
濃い顔にピンときたらスタジオM、ということで(しかし素晴らしいキャッチフレーズだな)、お役に立つかは分りませんが、今日は私のマスカラの塗り方を解説いたしませう。
えらそうに解説とか言ってるけど、実は私自身が化粧を始めたのは、世間一般の女の子より遅い方だと思われます。
なんせ20歳になってからですもの。それまでは化粧をしたいとさえ思ってませんでした。
でも世の中の男性はナチュラルな顔の(少なくとも化粧が薄い)女性の方が好きだと聞いて以来、私は化粧による武装を始めました(笑)。
まあそこまで言っちゃうとウソだけど、男性ウケする顔ではなく、自分ウケする(=自分が良いと思える)顔を目指して、私は自分の顔を造っております。
変に異性の目を気にするより、そっちの方がたぶんポリシーの一貫した良い顔になると思います。
あ、同性の目を意識するのはいいんですよ。なぜなら女性の目は、女性の美しさに対して冷静で客観的だからです。
閑話休題。早速マスカラ実践編に入りましょう。
私が睫毛に使っているのは、現在のところ画像の4本のマスカラです。
正確には「マスカラ」は下の2本。上の2つは美容液と下地です。
まず洗顔後、最初に塗るのが一番上の透明の美容液です。
今はこの種類ですが、DHCのを使っていた時もありますね。
睫毛の育成効果のあるものが良いです。個人的な好みを言えば、あまりサラサラしているものより、ジェル状のものが好きです。
その後、肌に保湿クリームを塗ったりしながら美容液がある程度乾いた頃に、2番目の赤いボトルの下地を塗ります。
これは白い下地で、ランコムからも良いものが出ていますね。
美容液同様、というより私の場合化粧道具全般において、ブランドへのこだわりはありません。
もちろん各ブランドごとに得意商品(ランコムならマスカラ、など)やお気に入りの品もあるので、それらは優先的に選びますが、少なくとも何かのブランドに偏ることのないよう、いつもブランドに囚われずに良いものを探すようにしています。
マスカラ下地はほぼマスカラと同じように塗ります。
つまり、睫毛同士をセパレートするように、長さを出すように心がけながら塗るのです。
これが少し乾いたところで、ビューラーで持ち上げます。
「少し」なのがポイントですね。あまりカパカパに乾いてしまうと、却ってビューラーで睫毛を傷めることになりかねません。
程よくしっとりしている段階が、カールをつけるためにも睫毛を傷めないためにも丁度いいです。
ビューラーを使わない人や化粧品ブランドもありますが、私はビューラーは必須アイテムだと思いますね。
やはり、マスカラだけで持ち上げるのには限界があります。
ビューラー自体が睫毛を傷めるのではなく、使い方の問題なので、睫毛に負担がかからないよう注意しながら使えば大丈夫です。
ビューラーに関しては、人それぞれの目の大きさや形状によって合うものが異なりますので、これはもう自分で探すしかないですね。
私も、化粧を始めてからの数年間で、かなり何代もビューラーを代えました。
特に私の場合、目の幅がそうとう長いので、左右に分けて使わずに済むサイズのビューラーと巡り合うのに時間がかかりました。
同じく、カーブの角度も合う合わないによって使いやすさがまるで違うため、諦めずに探し続けることが大切です。
ビューラーで充分に持ち上がったら、黒マスカラを開始します。
最初はコーセー「ファシオ」のウォータープルーフマスカラ(ロングタイプ)です。
ブランドにこだわらない私も、ファシオだけは不変の指定ブランドです。なぜならば、流石シンクロナイズドスイミング御用達というだけあり、ウォータープルーフのレベルが桁違いだからです。
このウォータープルーフマスカラは、その後の一日のマスカラをキープするだけでなく、今ビューラーで作ったカールをしっかり固めることにこそ意味があるので、丹念に塗ることがポイントです。
ここを怠るとカールが落ちてしまいます。
それも、一度にたっぷり塗るのではなく、少しずつ塗っていくことによって、マスカラの水分や重みでカールが落ちてしまうことなく、カールを保存することが可能になります。
ちなみに私は、天気や温度によってこのウォータープルーフの使用割合を変えています。
なにせ自前の睫毛がとにかく長くて重いので、ちょっと気を抜くとすぐ落ちてきてしまうのです。
ウォータープルーフが完全に乾いたのを待って、トドメのランコム・電動マスカラを塗ります。
ランコムのマスカラの問題点は重いことです(その分しっかり濃厚につくわけですが)。したがって、最初からあまり沢山つけてしまうと、折角ウォータープルーフで固めたカールがここで落ちてしまいます。これは凹むよ~。
そこで私は、この電動ランコムのみ下睫毛からつけるようにしています。それである程度ブラシが軽くなってから、少しずつ上睫毛に塗っていくのですね。
これでめでたく付け睫毛やエクステと見紛うばかりのゴージャス睫毛が完成です。
とはいえ、舞台のためにはこれでもまだ不十分です。更に重ね塗りをしたあげく、付け睫毛を装備しないと舞台では映えません。
逆に言えば、普段ステージメイクに慣れていない人でも、丹念に睫毛を塗ってから付け睫毛を付ければ、それだけでかなり舞台映えする顔になることが出来ます。
ぜひ、いかんべ祭や発表会の際に、ステージメイクをお試しくださいね。