初めて彼女に会った時、イギリスの空気がいっぱいの紅茶のお店で待ち合わせをしていました。
そして話を聞いていると、どうしてもタイタニックの先頭の部分がみえるのでした。
まるで船を下ろす浸水式みたいな・・
なぜなんだろう・・と思いながら彼女の話を聞いていました。
相談は今の彼氏とどうなるのか。
でも私はそれ以上にタイタニックの場面が気になるのです。
話をそこそこに、切り出しました。
「ねぇ、タイタニックがどうしても見えるの・・」と言うと
「あの映画を見ると涙が出て止まらないのです」と彼女は答えました。
彼女に今見える風景を話しました。
彼女が男性で、とても仲の良い親友がいて、二人でテーブルをはさんで
「アメリカで成功しないか?」と話し合っているのです。
そして、あのタイタニックにかばん一つで二人は乗り込んでいます。
それからはみなさんが映画でみたとおりです。
多くの人が海に沈んでいきました。
この二人は手を握り合って亡くなっています。
「俺がさそわなかったらこんなことにならなかった」
「いや、そんなことはない。お互いに夢をかなえたかったんだ」
「また来世で会おう、そして今度は成功させよう」
「おお、わかった」
彼女は私の話の途中から思い出しました。
「そうなんです。“僕”は彼をさがさなければならない、約束があるんです・・・」
今の彼は違うのが判りました。
そして「前世の親友」を待つことにしました。
私は「貿易とか海外に関係のある仕事に着くように」と勧めると
「実は今貿易の会社に居ます」と答えてくれました。
それから半年・・・彼女からメールが来ました。
「○○ホテルであって欲しい人がいるんですけど・・」。
そして待ち合わせていましたら、向こうから彼女と男性が一緒にきました。
その姿を見て思わず鳥肌が立ちました。
「あの彼だ」と確信がありました。
彼女の友人の紹介で彼と出会ったそうです。
そして初めて手を握ったとき、この人だと思ったそうです。
彼女がお手洗いに席をはずしたとき、彼が私にいいました。
「彼女を見たとき、懐かしさと嬉しさと、悲しさがいっぺんにきました。不思議な感覚でした」
「あ・・そうだったんですか」
「はい。正直私は彼女より年下でしたから、彼女に悪いかな、と思いましたが、でも離してはいけない人だと思って・・」
「一生離さないでね」
「はい!」
彼と彼女はまた手をつないで帰っていきました。
ちなみに彼の職業は「○○空港で税関の仕事」をしています。
運命はあなたを待っています。
あなたが「私は違う」と拒否しないかぎり必ず「幸せになれる」と思っています。
私は信じることが好きです。
だって幸せになれるんですもの
二人のウエディングの写真・・載せられないのが残念・・・本当に綺麗ですよ~
そして花嫁はちゃんと彼をみなながら階段を下りています。
もちろん手をつないで・・・
そして話を聞いていると、どうしてもタイタニックの先頭の部分がみえるのでした。
まるで船を下ろす浸水式みたいな・・
なぜなんだろう・・と思いながら彼女の話を聞いていました。
相談は今の彼氏とどうなるのか。
でも私はそれ以上にタイタニックの場面が気になるのです。
話をそこそこに、切り出しました。
「ねぇ、タイタニックがどうしても見えるの・・」と言うと
「あの映画を見ると涙が出て止まらないのです」と彼女は答えました。
彼女に今見える風景を話しました。
彼女が男性で、とても仲の良い親友がいて、二人でテーブルをはさんで
「アメリカで成功しないか?」と話し合っているのです。
そして、あのタイタニックにかばん一つで二人は乗り込んでいます。
それからはみなさんが映画でみたとおりです。
多くの人が海に沈んでいきました。
この二人は手を握り合って亡くなっています。
「俺がさそわなかったらこんなことにならなかった」
「いや、そんなことはない。お互いに夢をかなえたかったんだ」
「また来世で会おう、そして今度は成功させよう」
「おお、わかった」
彼女は私の話の途中から思い出しました。
「そうなんです。“僕”は彼をさがさなければならない、約束があるんです・・・」
今の彼は違うのが判りました。
そして「前世の親友」を待つことにしました。
私は「貿易とか海外に関係のある仕事に着くように」と勧めると
「実は今貿易の会社に居ます」と答えてくれました。
それから半年・・・彼女からメールが来ました。
「○○ホテルであって欲しい人がいるんですけど・・」。
そして待ち合わせていましたら、向こうから彼女と男性が一緒にきました。
その姿を見て思わず鳥肌が立ちました。
「あの彼だ」と確信がありました。
彼女の友人の紹介で彼と出会ったそうです。
そして初めて手を握ったとき、この人だと思ったそうです。
彼女がお手洗いに席をはずしたとき、彼が私にいいました。
「彼女を見たとき、懐かしさと嬉しさと、悲しさがいっぺんにきました。不思議な感覚でした」
「あ・・そうだったんですか」
「はい。正直私は彼女より年下でしたから、彼女に悪いかな、と思いましたが、でも離してはいけない人だと思って・・」
「一生離さないでね」
「はい!」
彼と彼女はまた手をつないで帰っていきました。
ちなみに彼の職業は「○○空港で税関の仕事」をしています。
運命はあなたを待っています。
あなたが「私は違う」と拒否しないかぎり必ず「幸せになれる」と思っています。
私は信じることが好きです。
だって幸せになれるんですもの
二人のウエディングの写真・・載せられないのが残念・・・本当に綺麗ですよ~
そして花嫁はちゃんと彼をみなながら階段を下りています。
もちろん手をつないで・・・