out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

ちょっと工夫でこの旨さ

2005年07月12日 11時06分19秒 | job
と、いってもまた食べ物ネタではない。w

なんでもそうだろうが、ちょっとした工夫、ちょっとした一言が、仕事を能率的に効果的に進める、という事があると思う。
私の仕事も例外ではなく、思いもよらない一言で理解してくれたり、ちょっとした工夫で楽しんでもらえたりするものだ。それをピピッと思いつくかどうかが大きな鍵。
自分が思いつかなくても、それをシェアーしてくれる仲間がいる今の環境もありがたい。

子供達にとって(大人もか)あまり英語を使う事のない日常で、なるべく自然に、飽きることなく、楽しんで、積極的に発話練習ができるようなアクティビティーがあれば夢のような話だ。
ここ数週間幼稚園生のクラスで取り入れ、まずまずだ、と満足しているのがこちら。

はい。ただのひもです。脱皮するアレではありません。w
ピクチャーカードをあちこちにおいてこんな質問をする。
"Where is the dog?"
ねがわくば、"Under the table." などと答えてほしいわけだが、幼稚園生だとダーッと走ってゆきカードをタッチするのがごく普通の反応。はじめの段階はこれでよい。が、これをどうやって "Under the table." と言わせるか。。。

そこで「ひも」登場。
「ここから出ないでね。」とひもを張る。そして質問。 "Where is the banana?"
生徒:「あそこー!」「あっちー!」「箱のなかー!」
Layla: "On the table? Under the table? In the box?"
と聞くとどうやら要領がわかってくる。
「はこー!」"Table!" "Box!" 「あそこー」
と、様々な反応の後、"In the box." "On the table." "Under the table."と答える生徒が出てくる。よしっ!
これで、数枚のカードを裏向きにして置き、「あてっこゲーム」的にすれば我先に当てようと発言してくれる。何回もやっていると、質問もできるようになる。いい感じだ。

本日より、授業参観ウィーク。
さて、保護者達はこれをどうみるかな。