
約一時間後、五色沼に到着するとこの天気。 うわぁーい(・∀・)
ここは五色沼自然探勝路、桧原湖側から入ってすぐの「柳沼」 水の色は普通の湖と同じですが、覆いかぶさるような森がいい。

噴火後約100年の年月が森の緑をよみがえらせ、美しく神秘的な姿を見せていますが、たった一回の噴火で森の地形を変えてしまい、また100年足らずでこの美しい自然を取り戻してしまう、自然の偉大さを感じます。
五色沼と呼ばれる地域はその湖沼群の中、桧原湖と小野川湖に挟まれる約40の湖沼群のあたりをいいます。
左の地図のように「五色沼自然探勝路」をトレッキングして、約10個くらいの沼を見て周ることができるそうです。(そうです、と言うのは実際わたしたちは4つくらいしか沼を確認できなかったため(^o^; )
五色沼と呼ぶのは、実際に5色の違う色の沼がある、と言う意味ではなく、それぞれに違う色、一日の中で時間によって色が違って見える、など、沼の水の色が変化に富んでいるから、という意味のようです。
全工程一時間半の道のりなので、どちらかの入り口に車を置くと行って帰るのに3時間掛かってしまいます。 なのでわたしたちは1日目に桧原湖側から半分、翌日に小野川湖側から半分を歩き、探勝路を制覇しました。 全工程を歩いてバスで元の場所にもどったり、宿によっては予約して迎えを頼めるところもあるようです。
探勝路は有名な観光地で多くの観光客が気軽に訪れるため、女性はサンダル履き、ミュールなどで歩いている人もいました。 歩こうと思えば歩けてしまうのですが、せめてスニーカーくらいは履いたほうが安全です。
と言いつつわたしも先日のサンダルで歩いてしまったのですが、やはりトレッキングはそれなりの準備をしてゆくべきだ、と思いました。

柳沼の次に見えてくるのが『青沼』 ご覧のとおり水の色がトルコ石のようなターコイズブルー。
こんな色の沼を見たかったのよぉ~(・∀・)




青沼を過ぎ、上の写真のようなせせらぎを超えてゆくと下の写真左の『弁天沼』が見えてきます。 これは前のエントリー、トップの写真と同じ沼ですが、青沼より透き通った感じのコバルトブルー。 水中の枯れ木や草が透き通って見える姿、森の木々を映し出す姿は絶景です。
右の写真は『みどろ沼』です。 その名のとおり緑のにごったような小さな沼でした。 途中、『るり沼』、『竜沼』には気づかなかったわたしたちです。
この日はここまでのトレッキングで終了し、宿へと向かいました。

翌日20日にカヌーをするにはパック料金でとてもお得だったためこちらに決めました。 もちろんお料理もおいしそうだし、なんといっても巨大天体望遠鏡で星を見せてくれるかもしれない。ワクワク(・∀・)
カレワラさんのHPはトレッキングガイドも充実していて、利用させていただきました。 トップ、アウトドアから見ることが出来ます。 また、オーナーご夫婦もいい方で、絶景ポイントなども教えていただきました。
宿に到着すると夕飯までまだ時間があったので、グランデコ方面に向かい小野川湖から夕景を眺めてきました。


夕飯はお魚料理、ステーキディナーの後、このエゴマのケーキ。 「この辺ではエゴマを食べると長生きすると言われているんですよ。」と言われありがたくいただきました。
そして夕食後はお楽しみのライブ天体ショー。 雲が激しく流れているのが気になりましたが、オーナー「やりましょう!」って。w
雲でまったく空が見えなくなることもありましたが、時折スカッと晴れた空には今までに見たこともないほどの星の数。 こちらのペンションに泊らなければこの星空にも気づかなかっただろうな。 本当にたくさん星が見えるんです。
オーナーが説明してくれるとぼんやり見える天の川までわかりました。 今まで見たことなかった(認識できなかった?)んですよね。
雲が通過するのに何分も待ったりしましたが、珍しいドーナツ型の消え行く星を見たり、リンゴの芯のような形の星を見たり、とても貴重な体験でした。
残念ながら雲が多かった為にたくさんは見られませんでしたが、ゆっくり時間が取れるときにはデジカメで星の写真をとらせてくれたりもするみたいです。
さて、明日はお楽しみのカヌーツーリング&ダッジオーブンでのランチです。 お天気が気になるなぁ。。。