調子に乗って梅干も漬けてみました。
6月22日
せっかくですから梅干はきれいな梅で漬けたくて、春に流鏑馬を見に行った小田原の、『昇珠園』さんから取り寄せました。 お友達と分けて、初心者の私は1kgです。
品種は「十郎梅」。種が小さく、果肉が多く柔らかいのが特長です。 昇珠園さんは梅と一緒に梅の分量に合った粗塩も送ってくれるので、助かります。
この十郎梅は梅の中でもクエン酸がとても豊富で、つまり超すっぱい梅干が出来上がります。
流鏑馬の時に試食した時は「この酸っぱい梅干は買っても食べきれないな。」と思ったのですが、最近スーパーで買った梅干が、どうもインパクトなくて。 「もう、自分で漬けろっ!」って感じです。
この容器で漬けました。 手順はいたってシンプル。 「本当にこれで梅干ができるんだろうか?」って感じです。
ちなみに、梅1kgに粗塩は180g、塩分18%ということです。 いたってオーソドックスな梅干です。
あとは「梅酢が上がってきますように~。」と祈るばかりです。
漬けている時にはす~ごく甘くていい香りなんですよ。 パクッと食べたくなるくらい。 けど、酸っぱいんだろうなぁ、w
6月28日
梅酢が上がってきました。 最初の3~4日はぜんぜんあがらず、「量が少なくて上手くいかないのかも。」と心配でしたが、まずは一安心。
ここで、天地反しをします。 上の方の梅を下へ、下の方の梅を上に置き換えるわけです。
十郎梅は皮が薄いので、破れないように気をつけて作業します。
あぁ~。 きれいですね。 自画自賛。
天地反しが終わったら、上部に水重石をします。 皮の柔らかい十郎梅にはこの方法が良いそうです。
水重石は、ビニール袋を二枚重ねにして、内側の袋に水を入れしっかり縛り、梅の上におくものです。 密着度があってよさげです。
梅の上部まですっかり梅酢で浸かるように、水重石の重さを調整すると良いのですが、私は適当でした。w
あとは土用干しまでジッと待ちましょう。