先に福島県の桜をアップしましたが、実は私その一週間前に山梨県にも桜を見に行っておりました。 山梨県の桜は昨年数か所を見て回り「今年も絶対に行くぞ」と思っていたのですが、地震後あまり出て歩く気になれずもたもたしていました。 また、せっかく桜を見に行くなら福島に行きたい、という気持ちが強くなっており、福島の桜の開花を待っていたのですがなかなか咲かず。w
そんな時「やっぱり山梨にも一度行っておこうかな。もう遅いかな。」とまたもたもたしながら、16日朝遅めの時間に山梨へ出発しました。 なんとなく乗り気でない出発でしたが、空は晴れ、目的地が近づいてくるとやっぱりワクワクするものです。
始めは昨年も訪れた実相寺の山高神代桜です。 昨年はお天気が悪いうえにまだあまり咲いていませんでした。 今回は青空と南アルプスの山々も見え、桜は満開。 やっぱり行って良かった。
山高神代桜は樹齢2000年、日本最古の桜と言われています。 先のエントリーでもアップした福島県の「三春滝桜」、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」とともに、日本三大桜と呼ばれています。
実相寺入り口の山門付近からの眺めです。 右から2番目くらいの奥まったところに見えるのが神代桜です。 遠くに鳳凰三山(?)が見えます。
こちらの背景に見える山は甲斐駒ケ岳です。
昼過ぎからの撮影になったため、せっかくの青空がどんどん曇ってきてしまいました。 やっぱり早起きは三文の得です。
こちらは今回初めて訪ねた「眞原(さねはら)の桜並木」です。 完全に逆光です。 この桜並木と甲斐駒ケ岳をきちんと撮るなら早朝でないとダメみたいです。
この後他にも訪ねた場所はあったのですが、まだ桜が咲いていなかったりいろいろなので、今回はこの辺で。
4月16日。 まだすんなり写真を撮ったり遊びに出かけよう、と思えなかったことを思い出します。 そんな気持ちはまだまだ他の多くの人たちにもあったようで、遅い時間に出たにもかかわらず中央高速道路は渋滞なし。 土曜日、満開の神代桜なのにそれほど混雑はしていませんでした。 もちろん観光地の混雑はイヤなのですが、どうも寂しい気持ちがするのも事実でした。
帰り道ラジオから竹内まりやの「人生の扉」が流れ、なんだかじ~んとしてしまいました。