out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

高山 山頂付近

2013年06月12日 23時22分53秒 | お山のツアー

2013年6月1日(土)

 遅々として進まない高山ツアーの続きです。w

 奥日光ではすっかり春も深まり、咲く花の種類もどんどん変化しておりますが、まだ6月1日のお話で申し訳ありません。m(_ _)m

 前回のエントリーであちこちお花やらエゾハルゼミなどに引っかかりながらもだんだん山頂に近付いてまいりました。 というか、私は高山山頂に向かっているという意識はまったくなかったんですよね。。。w


 トウゴクミツバツツジがあまり良くない、と言う話でツツジはそれほど期待していなかったのですが、なんのなんの、このシロヤシオ! 写真がヘタであまりたくさんに見えませんが、見事なシロヤシオツツジがたくさん見られました! 
 シロヤシオと言えば枝先に5枚の葉をつける五葉躑躅(ごようつつじ)とも呼ばれています。 敬宮愛子内親王のお印ですよ。

 この日は60mmレンズ一本勝負だったもので、植物など全体像の写真があまりなく(いやコンデジで撮っても良かったのだけど)わかりづらいのですが、この木も本当に大きいのです。 人が下を歩いている場面などがやはりいいですねぇ。
 でもこの気品あふれる純白のツツジはほんといいですわぁ。 


 そんなわけでシャクナゲもやたら近いものばかりで後から見ると面白みがなかったのですが、やっぱりかわいい色です。

    

 高山はあまり見晴らしがよくない、と聞いていました。 たしかに360度展望ということはありませんが、山頂近くになると右手に戦場ヶ原、左手に中禅寺湖を望むスポットがあります。
 この景色は初めて高山に上る私にとってとても新鮮でした! だって、今まで戦場ヶ原と中禅寺湖をいっぺんに見るなんてありえなかったから。 もちろんこの高山がさえぎっているおかげで。w
 で、あらためて「そういう地形なんだよなぁ。」なんて思う訳です。 中禅寺湖は半月山の展望台から眺めたことがありますが、戦場ヶ原をこう高くて近い位置から見るのも初めてで。 いい景色でした~。


 さて。 山頂付近のブナの木にこんなにラブリー&ファーリーな物が。 一体これはなぁに? おいしぃの?
 よくよく見ると枝についてないので実ではないんですよね。。。実はこれ、虫コブです。 タマバエという虫がブナの葉に寄生しているのです。w 
 つまり中にはタマバエの幼虫がいる・・・と考えるとちょっと怖いのですが、でもやっぱりかわいいですよねぇ? 名前は「ブナハアカゲタマフシ」というのだそうです。


 こちらは出来たてでしょうか? 色がもうピ~チ(^O^)

    

 遠くから見るとこんな具合(左写真)ですが、この辺のブナの木にたくさん見られました。 
 右写真はオトシブミの揺籃です。 オトシブミもたくさん種類がいるのですね。 揺籃を作った後葉を切って地面に落とすものもいれば、枝に付けたままのものもいるのだそうです。


 上の揺籃を作るオトシブミかどうかはわかりませんが、オトシブミです。 写真は安倍さんの小指です。 小さい虫ですね。 この小さい虫が葉っぱを器用にまきまきするのですから、すごいですね。

    

 はい。 ようやく山頂到着です!w 高山山頂は標高1,668m。 登り始めからの標高差は300m くらいです。 時間は3時間強くらいかけたでしょうか。 がんばったーっ!w 
 というかわたし、この日高山山頂に行くのだと思っていなかったんです。 中禅寺湖熊窪に向かうため高山山腹を歩くのだと思っていました。 だから山頂の標識を見た時の感動は一入。w 
 まー、前もって調べておけ、という話ですが。

 お昼ご飯は山頂に着くちょっと前の地点で済ませ、右写真いよいよ下山です。 結構急坂でしょ? しかも、それでも写真撮る。w
 では、多分あとひとつで高山ツアー終了の予定です。