右写真 by 安倍さん
7月13日(土)、刈込湖に行ってきた前回のお話の続きです。 幸い雨も上がり刈込湖を眺めながらお昼ご飯をいただきました。 「さあ帰り道後半戦!」と気合を入れるや否や20歩くらい歩いて「はい、自由行動です。」とおっしゃる安倍さん。 「へ?」と思って足元を見ると一面の小さな黄色いお花。 「あーっ! これがイトキンポウゲですねっ!?」と喜び勇んで自由行動。 自由にしている図が右写真です。w 小さいお花なんですよー。 けれどかわいいの。 どれだけかわいいかと言うと。
すみません。。。(;´д`) どうもうまくかわいさが表現できていませんねぇ。。。
なんか調整しても赤っぽくなるか、青っぽくなるかでいい具合の色が出せなかった。 黄色ってやっぱり難しいのでしょうか。
とりあえず、糸のような細長い茎に黄色の小さなお花がついています。 湿った所が好きなようで、まるで藻のようにワシャっと群生しています。 で、群生している様子を湖バックに、とかも思ったのですがそれもなんだか上手くいかなくて。
安倍さんが撮って下さった私の写っているお写真。 右上の。 あれが一番刈込湖のイトキンポウゲの雰囲気が良く出ていて好きだなぁ、と思うんですよね。 これでわたし抜きで、もう少し湖面を入れたらいい感じ? そこから撮れば良かったな。。。とかw
ほんとに被写体が小さいと近くへ近くへ寄ってしまうのね。w
気を取り直して沢沿いへ。 既に丈の高くなってきているシロヨメナの中を進みます。 ここも咲いたら真っ白なんだろうなぁ。 少し進むと苔生した岩のあるきれいな沢へ。 清らかな水源です。
ギンリョウソウ たくさん見られました! けど、まだあまり開いていない感じ。
ショウキラン。
たくさん見られました! うれしぃ~! ランですねぇ~。 けどこれだけ生えているとキノコみたいですね。
左写真 by 山狸妻殿 右写真 by 山狸殿
そしてこんな岩場を登ってゆきます。 行きとは違うルートを通っています。 苔生していて大変美しいですが、登るのは大変です。 しかしここ、冬にスノーシューで通ったらしいのですよ。 確かに岩っぽい所はあったけれど、雪で覆われていてもっと平坦な感じでしたから、まったく印象が違います。 わたしこういうところを登るの結構好きかも。w
そして登りきるとカラマツソウやバイケイソウで覆われた原を行きます。 このニョキニョキと生えたバイケイソウがなんだか美しくて怪しくて。 そしてこの草をかき分けて歩くと葉にとまっている小さな白いチョウ(ガ?)たちが無数にフワ~っと舞い上がります。 本当に幻の世界にいるみたい。。。
バイケイソウ、近くで見るとなんか黄色い丸いのが着いていて、花びらの端がホワホワしていてかわいいと言えばかわいい。。。のです。 ちょっと香りが青臭いのね。w
右写真 by 山狸殿
バイケイソウの先には箱庭のような小さな美しい池が。 そこを越えて少し歩いたら。 出てきたのは標識の示さない方角から。w でもここが先ほども言った冬道なんです。 いや、わかれば夏通ってもいいのでしょうね。
この後は行きも通って来た道を帰り湯元温泉まで。
この日も本当に楽しかったです。 色々なお花を見られただけでなく、たくさんの鳥の声も聞きました。 馬のいななきのようなコマドリの声もすぐ近くで聞こえました。 残念ながら姿は見られませんでしたけれど。
また季節が変わったら来てみたいな、と思います。