January 13, 2013
Snowshoeing Tour in Konsei Valley, Nikko
バックスが3連勝を果たしたその日。 私はというとアリーナにはおらず、こんなお天気の良いフィールドでスノーシューをやっておりました。w
これも私にとってはハードワークエヴリディ(←バックスのチームモットー)の一環。 体力増強しないとっ!(`・ω・´)
場所は例によって奥日光。 この日は金精沢と呼ばれるエリア、日光湯元温泉より日光白根山へ向かう登山道入り口付近から始まる森を彷徨うツアーでした。w
事前の話では12月の寒波で雪は降ったもののその後の降雪がままならず、依然「スノーシュー履けるの?」みたいな。。。そして金精沢は初めてのルートで楽しみにしてはいたものの、「雪が無い→想像している美しい森は見られない?」みたいな図が頭に浮かび、更には日光へ出発前の天気予報ではこの日昼以降天気が崩れると言っていたもので、やや期待薄であったことは確か。
しかしだ。
それもこの男の手にかかると一変するわけだな。 なにしろ毎日を「スノーシュー日和」に変えてしまうマジカル、ミラクルなツアーガイドだから。w
そう言えば、昨年2月に娘たちとスノーシューでお世話になった時、朝結構雪が降っていたので「中止ですか?」と聞いたら「いえいえ。 スノーシュー日和ですよ♪」と言ってたっけ。w
実際歩き始めると晴れてきて「すご~い。やっぱり山のことを良くご存じなんだ!」と思ったのですが、案外毎日言ってるの?www
まぁ、いずれにしても。 雪が少なくても、風でも、吹雪でも、条件に見合ったコース設定をして楽しませてくれることは確かです。 そんなスノーシューツアーに参加したい方はこちらへお問い合わせください♪w
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奥日光小西ホテル 「ネイチャーウォッチングツアー」クリックで詳細閲覧可。 担当はネイチャーガイドの安倍さんです。
さて。 奥日光湯元スキー場を抜け森に入ってゆきます。 歩き始めは山から吹き下ろしてくる雪、ふっかけが見られたものの、スノーシューフィッティングなどしているうちにご覧の通りの青空。 きっもちいぃーっ!!
写真中央右奥、木々の中に真っ白な山が見えますがこれが金精山。 森をゆるゆるとこの山の方に向かって登って行きます。 最深部では見晴らしが良くなるということで期待が高まります。
きれい~っ! この雪の白く柔らかなアンジュレーション。 そこに映る木々の影の縞模様。 上手く伝わらなければそれは撮影の腕が悪いせいです。 ごめんなさい。w
確かに雪は少ないんですよ。 最盛期は倍の倍くらいあるはずでしょう。 けど、私たちから見たらねぇ。 雪が無い、って言うから赤土とか出ちゃって茶色い雪景色?、とか思ってました。
新雪ではないので表面がサクッとかジャリッっていう所もありましたけれど、ビギナーには歩きやすいんですよ。 また、安倍さんが足跡の無いきれいな所を選んで連れて行ってくれるしねぇ。
けれどきれいで穏やかに見える森の中にも危険はいっぱい。 いつものようにスノーシューイング中の注意ポイントをたくさん教えていただきました。 何度言われても実際にこけたりはまったりしてみないとわからないこともありますし。 けれど本当に危険なことはちゃんと心得ておかないと一発退場もあり得るのでね。 教えていただけるというのはありがたいことです。
このコースの最深部まで来ました! 正面には金精山が見えます!
振り返れば男体山と太郎山(?)まで望めました! こんな素敵な場所でお昼ごはんです! うれしぃ~!!\(^O^)/
お昼ご飯のあと安倍さんが、「もう少し登って金精道路に出てあのカーブまで行くとすごく見晴らしがいいんですけど行きますか?」と。 指差した先のカーブは相当高い所にある気がして「へっ? たどり着けるの?」と思ったのですが、「15分くらいですよ。」とおっしゃるので連れて行っていただきました。 「私の足では30分だったらどうしよぅ。。。」と思いつつ登ってゆきました。
金精道路に出るとこの景色! ガードレール向こうに見えるのは男体山です。 ガードレール直下に広がる景色を想像し「うわぁっ!」と期待が高まりますっ!!
そして。 手前から金精沢(金精の森)、氷結の湯ノ湖、戦場ヶ原、男体山。 この景色プライスレス?w
「登ってきた甲斐はありましたか?」ってあなた、あります、ありますっ!!ヾ(≧∇≦)ノ"
振り向けば凍結の金精道路に金精山。 あ~、いいわぁ~。(*´д`*)
そして帰り道。 山に陽が沈むのは圧倒的に早い時間です。 14:24分。 日陰になると空気はどんどん冷たくなってゆきます。
ツアー中は動物の足跡や動物に食べられてしまった木を見たり、地形や植物の説明なども聞いたりしました。 その話はまた後ほど。 とりあえずこの写真は、中央の木のてっぺんを見てください。 ちょっと黒いかたまりがありますが、これがクマ棚です。 クマはこんなに高い所まで登って食事をします。 この木はシウリザクラといいますが、サクランボのような実がなります。 するとクマが木に登り、てっぺん付近で腰をおろし、周りの枝を折ってサクランボを食べてはお尻の下に敷いてゆく、という動作をするらしいのです。
こんな野生動物生息の痕跡を見たり感じたりして大自然の中に身を置くと、なんかとてもちっぽけな自分とそんな自分でもワサワサチマチマ結構がんばって生きてるよ、と思ったりするのです。
なんて話はともかく。 やっぱり山の中を歩くのは楽しいっ!! もっと歩ける自分になりたいと思います。 なにしろ次回のツアーは私がギブアップすると連帯責任ですから、と釘さされましたし。 これ「置いてきますよ」より辛い。(;´д`)
とりあえず、がんばるわぁ。
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