「わー、こんなのもできちゃうんですか。すごいですね。」
「エロいだろう。スグリ。」
「大丈夫なんですか。」
「そりゃーさあ、この辺のは、裏ものよ。表には出さないわ。」
「とかいって、清水さんにはこっちから見せたんだろ。」
「もう。」
「あの。」
「何。」
「上がってもいいですか。」
「何よ。」
「ロンです。」
「えー。」
「スタジオ代って、高いんですか。」
「今、競争激しいからね。ケッコウとるのよ。」
「競争って。」
「テレビでさあ、バンド天国とか知らない。」
「テレビ見ないので。」
「なるほど。」
「スグリ、ほんとうにおもしろいな。マサルって。」
「ふふーん、トコちゃん。ロン。」
「なにい。」
「でも、スグリはすごいんだよ。」
「わかります。」
「君の知っているスグリはほんの一部分だけだと思うよ。」
「そう、そう、スグリはバンドのためなら、いやいや、バンドにかかる金のためなら何でもするからな。」
「いいの。そんなことは。」
「なんですかあ。それ。うーん。スグリさんって何歳なんですか。」
「バカ。女に歳を聞くんじゃない。」
「僕もそんなに若くないんですけど。スグリさんなんか不思議で。」
「マサル、若いんじゃないの。ずっと敬語使っているじゃん。」
「いやー、大家さんですから。」
「意外と律儀だねえ。」
「そこが怖いのよ。ロン。」
「ねえさん、ノッてきましたねえ。」
「ふん、何よ。マンガンよ。」
「どひゃー。」
「エロいだろう。スグリ。」
「大丈夫なんですか。」
「そりゃーさあ、この辺のは、裏ものよ。表には出さないわ。」
「とかいって、清水さんにはこっちから見せたんだろ。」
「もう。」
「あの。」
「何。」
「上がってもいいですか。」
「何よ。」
「ロンです。」
「えー。」
「スタジオ代って、高いんですか。」
「今、競争激しいからね。ケッコウとるのよ。」
「競争って。」
「テレビでさあ、バンド天国とか知らない。」
「テレビ見ないので。」
「なるほど。」
「スグリ、ほんとうにおもしろいな。マサルって。」
「ふふーん、トコちゃん。ロン。」
「なにい。」
「でも、スグリはすごいんだよ。」
「わかります。」
「君の知っているスグリはほんの一部分だけだと思うよ。」
「そう、そう、スグリはバンドのためなら、いやいや、バンドにかかる金のためなら何でもするからな。」
「いいの。そんなことは。」
「なんですかあ。それ。うーん。スグリさんって何歳なんですか。」
「バカ。女に歳を聞くんじゃない。」
「僕もそんなに若くないんですけど。スグリさんなんか不思議で。」
「マサル、若いんじゃないの。ずっと敬語使っているじゃん。」
「いやー、大家さんですから。」
「意外と律儀だねえ。」
「そこが怖いのよ。ロン。」
「ねえさん、ノッてきましたねえ。」
「ふん、何よ。マンガンよ。」
「どひゃー。」