仁、そして、皆へ

そこから 聞こえる声
そして 今

輝く雲の上で

2012年09月28日 16時15分37秒 | Weblog
雲を見ていました。

焔のように、翼のように、西の空から広がる雲は夕日の赤に染められてオレンジ色に輝いていました。

そんな雲を見ていると、雲は自分のことを雲だと知っているのかなあって。

変でしょ。

地理も理科も苦手だったので、花の名前も、県庁所在地も頭の中に入っていません。

だから、花、花で、雲は、雲です。

なんとかの花が咲く季節になったのね。なんて言われても・・・・

というか、そうゆうふうに季節を表現できる人を尊敬してしまいます。

でも・・・

雲もきっと自分のことを雲だって思っていないような・・・

なんと申しましょうか。

風の感じや空の温度や太陽光線で一瞬たりとも同じ形をとどめない雲。

それを見て、雲と思うのは人間だけなのかな。なんて・・・

人がそれを雲と呼んだから、雲なんですよね。

だから、勝手に名前を付けれたら、自分だけの名前を付けれたら・・・

それは自分だけのものになるのかもしれません。

コスモスの花がきれいな季節にないましたね。

たとえば、それが秋の花だってわかっていたとしても、自分だけの名前をつけてしまえば・・

コスモスはコスモスでなくなるのです。