TBA

(仮)

争わない、でも折れたりもしない

2018-03-22 | 本と雑誌

早起きして朝一番に出かけたら、

用事は1時間ですんだ。

次の予定は昼イチ。

変に時間あいたら疲れた。


で、午後からはもう雨降らないかと思って、

かさをおいて出たら、雨。

車の中でしばらく待ってみたけれど、

どんどん強くなってうんざり。


きょうはほんとに裏目裏目の日。




「ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記」

タイトルにひかれて手に取ったんだけど、

おもしろかった。


宮田さんの名前は聞いたことあったんだけどはじめて読んだ。

これ、動物とか魚のコーナーにあったけど、

たぶん旅行エッセイよね。


でも、変なカタチの海の生きものの本でもあるのか。

ゆるーい感じに見えるけれど、

シンプルできちんと特徴をとらえたイラストもいい。


サンゴの白化を残念がりつつも、

それについて憤ったりはしないし、

なにかを敵視したりもしない。


はげしい自己主張もしないけれど、

簡単に自分を曲げることもしない感じ。


自分の決めた自分だけの「正義」を、

振りかざしたがる人にはうんざりしてるので、

なんか読んでて気持ちが楽になった。


同調圧力、って、近ごろよく言われるけど、

だからって無理に「同調」する必要もないわけで。


また読んでみよう。


もともと探検記とか好きだし、

それこそ高野秀行さんの本をやたら読んでたりしてたけど、

最近はそういうジャンルの本は読んでなかったから、

この本も、おさかなコーナーになかったら、

であわなかったかも。


ほかの本も、これは時事問題かなあ、と思って、

しばらく探してて見つからなかった本が、

哲学のコーナーにあったり。


まあ、それがなぜなのかはよくわからなかったけど、

ふだん読まないジャンルでも、

踏み込めばおもしろい本にもであえるのかも。
コメント
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