台風はいつのまにか通り過ぎて、
そのあともだらだら雨が降って目がさめたら、
ふつうに暑かった。
なんだったんだろう、この何日かのあいだ。
まあ、なにもないのがしあわせなんだろう。
「移行化石の発見」を読む。
また凝りもしないで文春文庫のワイン色のシリーズ。
読むのがたいへんなのわかってるのにまた借りてしまった。
まあ、お盆休みだったし。
でもまあ、ほんとに入り込めなくてたいへんでなんども中断した。
おもしろくなってきたのは、ウマがなぜウマ面なのかというくだり。
ほぼほぼ終わりの方になってから。
そんなに目新しいことが書かれているというわけでもなく、
どうして、なんの目的で書かれた本なのかずっとわからなくて、
あとがきとか訳者の方とかの解説を読んでやっと腑に落ちる始末。
この分量と熱量では進化論に疑いを持っていると、
最後まで読み通せる人は少なそうに思うのだけれど、
事実を積み上げることで進化論を補強しようという本なのならわかる。
こないだの「ダーウィンが来た!」の南硫黄島の回を見てても思うけど、
たぶん、日本人で進化論に疑問を持つ人ってほとんどいないに等しいのでは。
進駐軍としてやってきたアメリカ兵がどや顔で日本人に進化論を教えようとしたら、
みんな知ってておどろいたって話があるみたいなのに、
これもひとつのアメリカの闇。
アメリカだけでなく、キリスト教原理主義だけでなく、
ヨーロッパでもイスラムの方向からこういう流れがまた押し寄せてきてるっていうのも、
もっともっと闇の深さを感じる。
もう一回、ルネッサンスの前の暗黒時代に戻るつもりなんだろうか。
『正直なところ創造論は科学ではなく、自然をありのままに正しく見ているわけでもない。
頑迷な『若い地球説』の信奉者は、自分にとって不都合な事実が見つかると、
それは嘘か誤解か間違いだから、無視してもかまわない、と決め込み、
決して自分の間違いを認めようとはしないのだ』
たしか終章にあった文章だけど、モリカケにこだわる人のことを書いてるのかと。
イデオロギーに支配された人って同じ考えをするものらしい。
「テレビ千鳥」のスペシャルはおもしろかった。
こういう服はどんな人が着るんだろうっていう服がいっぱい。
まあ、誰か着る人がいるんだろうけど。
全部が全部ボケてるわけではないはずなのに、
いちいちツッコむノブさんの言葉のチョイスがおもしろい。
それに引きずられてキングダムに流れたり。
後半は、逆に大悟さんがツッコミに。
lemon って、いっとき古本屋さんに入るとかかってて、
いやになるくらい聞いたような気がするけど、歌詞は初めて知った。
なんでlemon?と思ったら、歌詞にあるのか。
「せやねん」でえんえんと千鳥弁当のロケをやらされたことで、
鍛えられてものすごく引き出しが多くなったんだろうかな。
その引き出しの多さがいまにつながっててなんの企画でもおもしろくできるのかも。
二人ともその場にあった的確な言葉を選びだせるのがすごい。
で、追い込まれてエスカレートしすぎて、
オチが見えなくなるくらいまでやりすぎるところもけっこう好き。
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