かんと
2016-08-12 | 日記
きょうは本気で暑くて、
エアコンのないところにいるとつらい。
で、なんか頭痛い。
もともと奥歯をかみしめるクセはあるんだけど、
どうやら、暑いのをがまんしてるときは、
よけいにかみかみやってるらしい。
それで頭が痛いんだろうなあ、と。
ガムでもかんだ方がいいのかも。
高田延彦さんがおおむかしになんかの番組で、
同じガムをずっとかんでいられるって話をしてた。
それしかないときは、
味がなくなろうが間に食事をしようが、
また同じガムをかむんだそう。
そもそもガム自体が苦手なので信じられないけど、
それで頭が痛くならなくて、
集中力が増したりするんだったら、
ガム食べてみようかな。
いまはキャラメルばっかり食べてる。
歯に引っ付くからかまないでなめてるけど。
ビーバップハイヒール、時間遅れでやってた。
柔道見ながらところどころチャンネル変えたりしてたら、
いいところでCMになって、もどしたら終わってたりして、
1人でいらいらしてた。
だいぶルールが変わってまともになってきたとはいえ、
道着をちゃんと着ないのと、いきなり奥襟をつかむのと、
両そでもって引きずり下ろすのも、もう反則にしてほしい。
見てていらいらする。
「100分de名著」のカントがおもしろい。
お正月の平和論あたりはけっこうあれな感じだったけど、
スタッフさんが変わったりしたのかな。
いきなり『「ラブ&ピース」的な理想論』の否定から始まってびっくり。
人間は邪悪なので、自然状態では争いが起きる。
だから、ルールをきちんと作って、
それを守らせるために国家が必要。
国と国も同じ。
国家があるから戦争が起きる、って考える人がいることにびっくりだけど、
そんな無法地帯で生きていく自信はどこから出てくるんだろう。
で「世界国家」ではなくて「平和連合」が望ましい、と。
世界国家の統一政府を作ろうとすると、
多数の論理になって、個々の文化を認めなくなりマイノリティが消滅する。
これは、いまのEUにぴったり当てはまるような。
個々の国の事情を無視してEUのやり方を強制するところとか。
あるていど自主性を尊重しないと、EUは瓦解すると思う。
積極的な理念よりも消極的な提案。
正しい目的のためには何をしても許されるはず。
理想を追い求める我々の崇高な組織を否定するなんて許さない。
そういう考え方が戦争のもとになる。
都知事選挙での内輪もめとかそんな感じ。
多数決を否定したりする「リベラル」の人たちのほうが、
自分たちに対する異論を認めない感じなのはおもしろいけど。
消極的な提案とは、
理想を追い求めてかえって戦争を起こしてしまったり、
逆に理想におぼれてなにもできないよりは、
紛争の種をできるだけ減らすためにできる別の方法を探そうっていうこと。
目的は手段を正当化しない。
まどろっこしくてもひとつづつできることを積み重ねていく。
具体的にどうするかっていうのが問題なんだけど。
対話、対話ってよく言うけど、
そもそも約束を守るつもりがなかったり、
言葉に信をおいてない相手とは、対話してもあまり意味がない。
そういう国が掲げる「友好」って、
相手が自分たちに譲歩することだから。
国際司法裁判所が機能してないことに対しては、
当事国に関与させる工夫、
関与すればメリットを与えるように、みたいな話があったけど、
南シナ海や東シナ海みたいに、
やったもん勝ち、みたいな、一方的な侵略に対しては、
盗人に追い銭でしかないし。
勝つか負けるかの概念しかなくて、
Win-Winということが理解できない相手には、
長い時間かかったとしても、
それを理解できるようになってもらわないといけないのでは?
ヒラリーさんが不利なTPPは認めない、とか言い出したけど、
自国にだけ有利なTPPなんか、ほかの国から認められるわけもない。
アメリカでさえそんなことになるのなら、
初めのようにアメリカ抜きでTPPをやってもいいわけだし。
まあ、アメリカとはそんなことにはならないはずだけど、
約束事が守れないような国とは、
そもそも貿易自体拒否していいと思う。
武力を使わないということであれば、
そういう本気の経済制裁しかないのかも。
お隣さんだからといって、
無理につきあわないといけないわけじゃない。
積極的には関わらない、けど、
譲歩するのではなくて、主張するべきところはする。
宗教的な対立も、闇雲に理解し合おうとするのではなくて、
理解しあえないことを認めて、
お互いに、敬して遠ざかるっていうのも、
争いをしないためのやり方のひとつだと思う。
夏休みの登校日なんかに子どもたちにこの番組を見てもらって、
「核兵器はなくしましょう」とか、
「軍隊をなくしてみんな仲良くしましょう」とか、
そういう理想の話をするだけではなくて、
「戦争が起こらないようにするには現実的にどうすればいいのか」とかを、
生徒さんたちで意見を出しあって話し合ってもらうとか、
やってみてもいいと思うけどなあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます