実物の鉄道車輛は「完成品」の概念で「部品」はメーカーが見越して作った分か「廃車発生品」として使える部品を「在庫」としてもってる場合がほとんどです。 仕事に着いた頃、もと自動車の営業マンがいて「自動車のエンジンってエンジンだけ売ってるのではなくて廃車のものなんだよね。」とも言ってましたので鉄道車輛も同じことでしょう。
TR55は20系の電源車以外の車輛が履いてますが車輪800m/mの特殊なタイプです。 TR50の軽量客車が元になってます。 そのTR50は初期の軽量客車新造車(オハネ17→スハネ16・オシ16・17を除く)、そして昭和30年代後半に新造されたナハネフ11(→オハネフ13)、オユ12・スユ13はTR200と形式が分けられてますがほぼ同一。 また153系増結用に作られた165系も153系の新造が終わってたのでモハ164-500が新造されました。 またクモヤ191系もサハを動力車にした場合もDT32をはいてます。
模型では外観が同じですが、実車の確認をするのも面白いもので、このTR55もTR217になったりします。