とら箱

後期高齢者で元気な父と暮らしてます。 自分も還暦を迎えました

鉄は国家なり

2023-12-23 21:00:00 | 日記
 日本製鉄(株)がUSスチールを買収することで大統領選挙に影響するようです。 伊藤博文が「鉄は国家なり」と言いましたが米国側も慎重になることでしょう。



 アメリカの「鉄」で思い出すのは井の頭線の3000系、「ライセンス生産」と英語のプレートが付いてたのを思い出します。 今はほとんどの車輛がステンレスの車体ですが、昭和30年代は製鋼技術が未熟で、関門トンネル用のEF30は海水の腐食を防止するのにステンレスの車体でした。

「同盟国とはいえ」と米国の世論がありますが、お互いの本来は戦争をしたくなかった国、「同盟」になりたかった国が真珠湾や広島・長崎を経た歴史を顧みて慎重に考えなければなりません。

 上皇陛下の誕生日、東条英機元首相の命日に思ったことでした。
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2 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道)
2024-09-11 02:40:10
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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アスリートソウル (元特殊鋼商社関係)
2024-12-28 02:55:10
「材料物理数学再武装」なつかしいですね。トライボロジーにおけるペトロフ則とクーロン則を関数接合論でつなげてストライベック曲線を作成する場合、関数の交点近傍でなくても繋げることができる関数としてAI技術の基礎となるシグモイド関数が出てくるあたりがとても印象的でした。ちなみにストライベック曲線(シュトリベック線図・Stribeck curve)は、ドイツ人研究者のRichard Stribeck(リヒャルド・シュトリベック)が20世紀はじめに、すべり軸受の摩擦特性や、転がり軸受の静的負荷能力の実験から、導き出した軸受定数G(ゾンマーフェルト数;無次元数の一種)に対する摩擦係数の挙動を示す特性曲線です。
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