テレビを見るのが少なくパソコンで作業をすることが多いのでNHKのネットラジオを聴いています。 仕事をしてたときは時間帯で聞くことはなかった番組を聴いています。
新日曜名作座 選 「あん」が連続6回で来週最終回をむかえます。 「あん」についてしらべてみたら「偏見のなかに人生を閉じ込められた徳江、生きる気力を失いかけていた千太郎、ふたりはそれぞれに新しい人生に向かって歩き始める――。生命の不思議な美しさに息をのむラストシーン、 」と説明がありました。 5回目の昨日の放送は徳江が亡くなったところでした。 来週の放送に期待しながら、書店に行って結末を知りたい気持ちがありますが、残念ながら自宅の周囲に書店はなく隣の駅まで歩いていかなければなりません。 どこかの手芸店のように周囲の個人店をつぶして売れなくなれば撤退のパターンです。 自宅の周りは人口密度が上がっていますがネットで本を買うのに慣れてるということでしょう。 ヤマト運輸のトラックを見ない日がありませんから。 「日本の貨物列車」と「サンダーバード2号」は書店で購入しました。 仮住まいが書店のそばでしたから、ほぼ毎日書店に行ってました。
一昨年の暮れから自分も「生きる気力を失い」で昨年1年間はなにをやっても裏目に出てばかりでした。 仕事に疲れたのですが、このことは初めてのことではなく、母が死んだときも同じ気持ちになりました。 浮き沈みがあるのは当然ですが、徳江の「逆らえない運命」のはかなさを感じました。 いつも同じことはない、平家物語の最初の一節を思い出します。 ちなみに「祇園精舎の鐘の声」は祇園(花街)で鐘をならして豪遊することと思ってました。 八坂神社の門前は「祇園」の表示があり、「四条東大路」と言うのか「東山四条」と言うのか「祇園」と言うのが普通です。
西田敏行氏が好きなので「釣りバカ日誌」が有名ですが自分が好きなのは、
「あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機」の徳富蘇峰の演技が説得力がありました。 「
下剋上の軍隊にまともな戦略がたてられるわけがない。 だから日本は敗れた。」(3:12)、の演技は鬼気迫るものでした。 それは身をもって感じることになります。 さて、来週の結末を知りたいのは当然ですが我慢します。