私は何故か判らないけど、コッペパンに憧れ、哀愁を抱く。
そういえば、だいぶ前の話だけど、確か夏休み。
中野から遥々南千住まで徒歩でコッペパンを買いに行った。
早起きして、中野~新宿~後楽園~浅草~南千住という
考えただけで汗だくな小旅行であった。
目的はひとつ、南千住『青木屋』のコッペパン。
まぁ美味かった事、
私はコロッケパンとメンチカツパンを買ったんですけど
数あるパン類の中でもいまだに、№1ですね。
確かに何時間も歩いた価値があったと思います。
普通なら、それだけ歩けば、ビールをくぃっとねぇ。ですけど
なんっていうか、哀愁のコロッケパン、
昭和が帰ってきたような気にさえさせていただきました。
又、行って食べたい。まぁ今度は地下鉄で行くだろうけど。
南千住に行った翌日に
銀座のチョウシ屋へ、これまたコッペパンの旅第二段
歩いて行ったわけですけど。
青木屋のインパクトが大きすぎたので記憶が曖昧ですが
銀座らしい小粋な感じだったような気がする。
まぁ、ここも、次回行くとしたら地下鉄で。
何時間も歩くと電車賃って安いものだと気づきますね。
しかし、江戸時代だったら
このくらいの距離当たり前に毎日歩いていたのでしょうね。
私はどうも奴とは相性が悪い。上手く言えないけど
奴は私に迷惑な、実に迷惑をかける事がある。
あいつは必要な時にいつも雲隠れしてる。いっつもだ。
居て欲しい時は居ないくせに、どうでもいい時には
ジャラジャラしている。
そう、あいつとは私の小銭入れだ。
たしか、奴はちゃんと高額を出して買った物だ。
なんか、買えば野鳥の会に寄付されるような仕組みだったと記憶する。
買ったのは新宿西口地下の催し物売り場だった。
ここまで、ちゃんと覚えているのに
奴は、奴と来たら、今どっかに隠れてしまっている。
特に鞄の中で行方不明になった事は何度もある。
一円あったら、じゃらじゃらなお釣りを貰わずに
すっきり500円玉が貰えるのに、奴が行方不明の為
499円という実になんだ、不愉快なお釣りをポッケに
入れる破目になった事は数知れず、
『どこへ行ったんだ。ったく、今度、鈴でもつけて置くか』
そういうわけで、今日は鞄が小銭入れになっている。
それはそれで、小銭が見つからず困っている。
☆
写真は今、たった今
大捜査網でっやっと見つけ捕獲された犯人、大口開けた間抜けな小銭丸。
(結局、お気に入りのタフのDバックの奥底に隠れていやがった)