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夜明けの街で 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2007-07 |
今日、読み終わった本は東野圭吾『夜明けの街で』。
不倫物ミステリーというジャンルになるのであろうか。
なんだか、結婚する前の人には進められないような内容である。
主人公が羨ましかった事は、
それなりの美人と不倫が出来たとかいう事でなくて
良く出来た奥さんだとか可愛い娘さんとの安定した家庭でもなく
それなりに自由自在に使える時間と
所帯持ちにしては小遣いに困らずにそれなりの良いホテルや
レストランに行けるという事である。
所帯持ちの大半は不倫など出来るほどの甲斐性が無いのだ
少ない小遣いで四苦八苦しているわけである。
そういう本来、作者が狙った所以外に関心した私であった。
ノリピー事件はだんだんと黒い物になってきている。
ここまでやってくれると、酒の肴に語れるというものだ。
覚せい剤とかは一週間過ぎると反応がなくなるので
それまで、逃げているだとか
弟も覚せい剤で捕まり、なおかつヤクザであること
交通事故で亡くなったお父さんはヤクザの親分だったとか
母親は宗教団体に入れ込んでいるとか
旦那は自称プロサーファーであるだけで
親のスネカジリだけの男だとか、
まるで、シドニーシェルダン並のドラマチックさである。
いま、やっと本来のノリピーが見えてきたわけで
芸能界って、なかなか、どす黒い物がタムロしている。
テレビは所詮ハリボテをそれらしく見せる世界なのだな。
判っていたつもりだったけど、なかなかやるものだ。
今日、図書館に暑い中いったんだけど
借りたい本が一冊もなかった。
釣りでいうならボウズな日となった。