シェルター 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2003-09 |
今日、読み終わった本は近藤史恵『シェルター』である。
合田力シリーズの3作目にあたるそうだけど、
前の作品は文庫書き下ろしで出版されたようで、
私としてはシリーズ初の作品となった。
キャラが近藤さんの作品らしく魅力的である。
『他人を傷つけずにいられない人間はな、
そんなことせえへんで生きられる人間よりは、ずっと不幸なんや
幾ら笑っても楽しそうにしていても後悔なんかしてへんように
見えても、金持ちでも、美人か男前でも
ずっと、哀れなやつなんや、わかるか?』
泣かせるセリフは続くけど、これから読む人の楽しみは残しておこう。
ようは、他人を傷つけないようにする優しさは必要だ。
世の中には確実に不幸な人間は居るものである。
それに気付かない人は偉かろうが哀れむだけだ。
なんだか、シリーズの1作目2作目が読みたくなった。
今日の朝、中野富士見町始発の電車が構内トラブルで
発車を見合わせてた。
その結果、私は8時14分始発電車に乗るために
8時頃に駅に着いて、並んでいたのだけど
なかなか放送で状況が説明されないため、30分位待っていた。
やっと聞こえた放送は、運転を見合わせるという事で
方南町と中野坂上間の往復の電車に乗り
中野坂上で荻窪発池袋行きの電車も遅れがちで
2台位待たなければ乗れる状況ではなかった、で、凄い満員だし。
中野坂上ではこのまま下り電車に乗って帰ろうか迷ったほどだ。
ま、根性で満員電車に乗り、池袋に着いた時には
ヘトヘトとなっていました。
なんだか、疲れる一日だ。
電車って正確に動いている不思議で有り難味を感じた次第だ。
いつもありがとう、丸の内線。
明日はトラブル無しでお願いします。