ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

予告編の天使

2011-02-03 21:12:08 | 本と雑誌
予告編の天使 予告編の天使
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2010-06-24

今日読み終わった本は半田浩恵『予告編の天使』である。
図書館に行ってタイトルが気になり何度か手に取ったんだけど
他に読みたい本があったので、借りずに居た本ですが
ついに借りて読んだ本です。
映画館で映画予告で拍手を取るという大胆な試みに挑戦する話が
前面に出ているけど、仕事に対する姿勢とか仲間の物語である。
読んでいると、中に出てくる映画が観たくなる。
『パーティー・マジック』という映画は本当にあるのかなぁ
インターネットで調べたら、無かった。あれば観てみたい。
仕事って自分ひとりでやるわけではないのだけど
任されている仕事は個々の事が多い。
個性を発揮する映画予告作成者もそうだけど
作業におけるセンスというのはモノに対する考え方が
どこに目線があるかという事なんだと思う。
私はお客さんの目線に立って使い易いとか作るときには面倒でも
使う側の立場にたったら便利であれば良いとかだと思う。
我々の仕事の場合、自己中心的な人というか
他の人を思いやる事が出来ない人はセンスが無い仕事をする。
私生活においても、ちょっと自分勝手な行動をする人は
仕事も自分勝手なものが仕上がってくる。
その辺は、何度も注意をしたり、教えたりするんだけど
鶏のように3歩、歩くと忘れてしまうと思えるのは
元々の素質というか性格がそうなんだから仕方ないかもしれない。
商品として表に出す前に入念なチェックをするしかないんだけど。
えてして、そういう人のヤラカシテくれる事は想像以上というか
普通にやっていれば絶対に起こりえないミスをする。
学校では教えてくれなかった事なのかなぁ
それは実は『道徳』の時間のような気がする。
自分の事ばかりを考えないで他の人の立場にたって考えるという事だ。