やぶへび (100周年書き下ろし) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2010-12-10 |
今日読み終わった本は大沢在昌『やぶへび』。
15年ぶりの書き下ろし、面白かった。
ジェットコースター・ストーリーという奴です。
読み始めたら止まりませんでしたね。
土曜日にはうってつけの本です。
大沢作品は、いつもなら説明ぽいのが多くて
メンド草が生えるのですが
今回はノンストップで説明らしい説明もなく
すいすいと話が運んだわけです。
これは、映画に出来るな。イメージが湧き易い。
流石に書下ろしです。週刊誌や月刊誌の連載物だと
説明やらリピートみたいな点が多くなってしまいますが
書き下ろしは流石ですね。
なんか、『やぶへび』というタイトルが面白いを予感させていました。
『走らなあかん、夜明けまで 』に通じる
巻き込まれエンターティメントです。
愛すべき主人公はトラブルを避けて行きたいのに
ドンドンと巻き込まれていってしまうわけで
その辺、判るというか『確かに!』ってわかります。
久しぶりのお薦めしたい大沢作品でした。