酒が弱くなったよなぁって思う。
生ビール5杯と日本酒5合くらいで、もうどこにも行く気がしない。
大人しく、電車で帰るのである。
夜は喉の渇きにはぁーとため息をつき
一時間おき位にトイレに起きて、水を飲み
右わき腹をかまいながら眠るわけである。
ちょっと前だったら、二次会三次会があたり前だったけどね。
タクシーで帰る事が常識だったけどね、
常識なんて自分の中ではコロコロ変わってしまうものだ。
酒を飲んだまま翌日の朝、店から会社に行った事もある。
その時は、不思議な事に
真っ直ぐな廊下がゆらゆらと揺れて気持ち悪かった。
今だったら、絶対に休んでいるな。
何がそこまで仕事をやりに行ったのだろう。
だから、病気しちゃったんだろうけどね。
身体を壊しても言葉の同情しか貰えないわけだ。
で、休んだとしても
あんなに自分が居ないと廻らないだろうと思っていたけど
廻ってしまうんだよなぁ。
どうにかなってしまうものなのだ。
それが判れば無茶はしなくなる。プライドをかけていない時はね。
芯がぶれなきゃ、いいんじゃないかなぁ
自分を客観的に見る癖をつけておけばいいんじゃないかなぁ。
自画自賛ばかりしていては、前へ進めなくなってしまうわけだ。
私の周りのどうしようもない人達は嫌いだけど
『ああいう、人間だけにはなりたくないなぁ』って
点検には使えるよね。
人間って弱いから、楽な方へ馴れるのは早いから
どこかに線をひいておかなきゃならんですよ。